ニュース

コラム

第91回 秋の学会シーズン,真っ盛り!

2006.10.17

毎年,秋には多くの学会で,学術講演会やシンポジウムが開かれます.
本研究室でも,この2週間くらいの間に,20近くの学会発表を申し込み,予稿集に掲載するための論文を作成しました.

初めて学会に論文を執筆,投稿する人たちにとっては,非常にたいへんな作業だったと思いますが,これまでの研究を総括し,客観的に自分の研究のスタンスを見直すよい機会になったと思います.
きちんと論文をまとめようとすると,研究の狙い,従来研究の現状,もっとも重要なポイント(オリジナリティ),結果で明らかになったこと・ならなかったことなどが,明確かつコンパクトにまとまっている必要があります.
もちろん,記述や式に誤りや矛盾がすこしでも残っていると科学論文としては失格になってしまいます.
その意味で,非常によい経験になったのではないでしょうか.

論文を作成するにあたり,多くの院生の諸君が論文作成の指導をしてくれました.
自分自身の研究課題をこなしながら,他の人の論文作成を手伝うことは,それだけの実力がないとできないことで,M2の人たちをを中心に,非常によくやってくれたと思います.
自分のことだけでなく,グループ全体,研究室全体に貢献ができる人こそ,高く評価されるべきと思います.
みなさん,ごくろうさまでした!

また,原稿作成を行っていた人の多くは,原稿をチェックする相手のことをよく考え,再チェック時に修正箇所にマークを付けて読みやすくしたり,なぜその変更を行ったかという理由も詳しく書いてくれたり,論文提出後に投稿の最終報告と今後の研究課題をまとめてくれたりしていました.
こういう心配りに触れると,チェックする立場の人も,たとえどんなに忙しくても非常に気持ちよく原稿チェックを行うことができるでしょう.
ちょっとしたことの積み重ねが大切ですね.

どんな人でも,締め切り等が迫ってきて追い詰められてくると,どうしても余裕がなくなり自分のことしか見えなくなりがちですが,いろんな形で協力してくれている研究室の他のメンバーのことにも十分に気をくばりながら,研究を進めていければと思います.

第90回 「障害者支援ボランティア概論」

2006.10.03

今年度も,教養的教育の授業科目の一つである「障害者支援ボランティア概論」で,「障害とテクノロジー:最新の支援技術」という講義を担当しました.

「障害者支援ボランティア概論」は,障害者の支援活動を行ううえで必要となる基礎知識の概要を学ぶことができます.
ノートテイクやパソコンを使った点訳などの体的な支援技術を学ぶ「ボランティア実習A,B」とともに,アクセシビリティ・リーダの育成を目的としたカリキュラムの一貫として開講(集中講義形式)されています.

広島大学では,障害の有無にかかわらず,すべての学生が学びあい,競い合い, 助け合うことのできる環境を目指し,「教育のユニバーサルデザイン化」に取り組んでいます.
アクセシビリティ・リーダーの育成はこの活動のひとつです.

今年度は各学部から約140名が受講していました.
興味のある人は,受講してみたら視野が広がるかもしれませんね.

第89回 合格!

2006.09.26

今週は良いニュースが2つありました.

ひとつはグッドデザイン賞にノミネートされていたバイオリモートが2次審査に合格したことです.
8月23日〜26日に開催されたグッドデザイン・プレゼンテーション2006の一般公開に先立って実施された2次審査会において,本研究室から出展した「サイバネティック・インタフェース:バイオリモート」が見事,2次審査に合格しました.
この審査,非公開ということで,展示した機材が正常に動作するかどうか心配しましたが,なんとか乗り越えることができました.
柴先生,梅津君,江口君はじめ,関係者のみなさんの尽力のおかげと思います.
みなさん,ごくろうさまでした.

今年のグッドデザイン賞の発表は10月2日に行われます.
さて,どうなりますか.

もうひとつは,大学院博士課程前期入学試験の結果です.
9月20日(水)に合格者発表があり,本研究室から受験した4年生7名,外部からの入学希望者1名の計8名が,見事に全員合格しました.
おめでとう!!!よかったですね!
いずれも,将来の生体システム論研究室を支えていってくれる人たちだと思います.
これからもみんなで協力しながら,しっかりがんばってください!

今年の後期は幸先の良いスタートが切れました.
この調子を続けたいですね!

第88回 第4回生活支援工学系学会連合大会,第24回日本ロボット学会学術講演会に参加し,研究発表を行いました.

2006.09.19

先週開催された2つの学会で,本研究室のメンバーが研究発表を行いました.
一つは9月11日(月)〜 13日(水)に東京理科大学野田キャンパスで開催された第4回生活支援工学系学会連合大会で,M2の江口君,糠谷君,M1の三成君がそれぞれ研究発表を行いました.
また事前審査で江口君,三成君の発表論文が賞の候補論文として選ばれ,見事に江口君がインタラクティブセッション最優秀発表賞を受賞しました!
江口君,おめでとう!
二つ目は9月14日(木)〜16日(土)に岡山大学津島キャンパスで開催された第24回日本ロボット学会学術講演会で,M2の堀上君,吉久君が研究発表を行いました.

発表者全員,夏休み期間に研究を進めた成果がよく表れており,いずれも非常に良い研究発表だったと思います.
現在,各自が取り組んでいる研究が全国的に見ても十分に高いレベルにあること,本研究室の研究発表の完成度が他大学等に比べて勝るとも劣らないものであることが実感できたのではないでしょうか.
今後も自信を持って,それぞれの研究に取り組んでいってください.

この秋から冬にかけて,多くの学会発表を予定しています.
魅力的で完成度の高い研究成果が披露できるよう,がんばりたいですね.

第87回 今日から全体ゼミ再開です!

2006.09.12

9月も中旬となり,いよいよ今日から全体ゼミを再開しました.
この2ヶ月の間に,オープンキャンパス,グッドデザイン・プレゼンテーション2006出展,大学院入試,ゼミ旅行,テレビ取材,各種研究会開催などいろいろなことがありましたが,詳細についてはまた別の機会に報告できればと思います.

この秋は,卒論・修論中間発表,各種学会発表,人間工学会支部会主催など多くの行事を予定しています.
自分の研究に関しては,それぞれのセールスポイントを明確にしながら,圧倒的に魅力的な研究成果を目指しましょう.
また,自分のことだけでなく,他のメンバーに対するサポート,グループ全体,研究室全体に対する貢献度も意識し,いろんなことにできるだけ積極的に取り組んでください.

もちろん,自分だけで研究しているわけではなく,共同研究者や研究協力者の方々をはじめ,多くの人たちに助けていただいているんだということを忘れないよう心がけたいですね.
自分のことだけでなくみんなのことを考えて行動できる,そんな本当の実力を備えた魅力的な人材を輩出できればと思っています.

では,後期もがんばりましょう!

第86回 平成18年度生体システム論研究室全体ゼミ,今日で前半終了です

2006.08.01

今日から8月.
3月29日に全体ゼミを開始してから,はやくも4ヶ月が経ちました.
今年度前半もいろんなことがあり,楽しかったですね!
各グループとも,グループリーダを中心によくまとまっていたと思います.

7月28日(金)には,恒例の研究室食事会を開きました.
今年度の参加者はゲストを含めて総勢52名でした!
楽しい時間を過ごせてよかったです.
8月3日(木),4日(金)に予定されているオープンキャンパスや来週の研究会などいくつかの予定を残していますが,全体ゼミはしばらくお休みです.
大学院進学希望の人たちは,夏の誘惑(?)に負けず,受験勉強,がんばってください!
ぜひ,全員,そろって合格を!!

院生のみなさんは,それぞれ目的意識を持って,自らの課題をクリアしていけるといいですね.
有意義な時間を過ごしてください.

次回全体ゼミは9月12日(火)の予定です.
みなさん,良い夏休みを!

第85回 卒論中間発表会,終了しました.

2006.07.28

7月24日(月),26日(水)の修論中間発表会に続いて,28日(金)に卒論中間発表会を開催しました.
発表者9名全員,卒論に取り組み始めてまだ3ヶ月程度にもかかわらず非常に良い発表だったと思います.
想定していた内容をはるかに超える 発表が多く,「研究発表」としてのレベルに,十分,到達していました.

また,ほとんどの人がまだ2度目の全体ゼミ発表だったにもかかわらず,話し方,スライドの使い方,質問に対する回答の仕方,議事録の書き方
にも格段の進歩がみられました.
この3ヶ月間の成長がよくわかる発表会だったと思います.
おつかれさまでした!
また,それぞれ研究指導を担当してくれた院生のみなさんもごくろうさまでした!

もうしばらく予定が入っていると思いますが,基本的には夏休み,院試をはさんで,9月以降に研究活動を再会することになります.
各自,前期の総括,整理を行い, 自分の研究の理想のゴールについてもう一度,よく確認しておくといいでしょう.
これから,自分なりの新しいアイデア,工夫を盛り込んでいけるといいですね.
がんばってください!

第84回 修論中間発表会,終了しました.

2006.07.27

7月24日(月),26日(水)と2日間に渡って開催した修論中間発表会が終了しました.
発表者16名,約7時間に及ぶ長丁場でしたが, 発表者および聴講者のみなさん,お疲れ様でした!

完成度の非常に高い人もいれば,まだ発表ストーリや研究内容が練れていない人まで,さまざまでしたが,全体として気になった点は以下の3点です.

  1. 研究のポイントは明確か
  2. 先行研究のサーベイは十分か
  3. 発表のストーリは効果的か

自分の研究の特徴(オリジナリティ)を常に意識してください.
そして,その特徴の表現が本当に適切かどうか,誇大広告になっていないか,厳しくチェックしてみて ください.
そのためには,先行研究のサーベイが非常に重要です.
年表や分類を適切に 行い,自分の研究との違いを明確かつ具体的に示しましょう.もちろん,似たような研究は見当たらない場合にはそのことを主張すればいいでしょう.
また,いくら研究内容が優れていても,発表のストーリが悪いと研究の良さが伝わり ません.
全体の組み立て,スライドの構成,図や画像,実験内容など,すべてに効果的なス トーリが必要です.
狙いが明確で,かついいシナリオがあれば,聴衆の関心を惹きつけること ができるはずです.

各自,もう一度,今回の発表スライドを見直し,上記の3点をチェックしながら,修
正してみてください.
今後の研究方針や次回の発表に役立つと思います.

もちろん,今回の発表で,全員,修論のゴールは十分に見えたと思います.
また,全員,着実にゴールに近づいていることもたしかです.
年内完結を目指し,できるだけ早めのスケジュールで進めていきましょう.
がんばってください!

第83回 マツダ三次自動車試験場を見学させていただきました.

2006.07.25

共同研究者をお願いしているマツダ株式会社車両実験研究部の農沢部長,車両実験研究部クラフトマンシップ開発グループの西川マネージャーに特別にお願いして,三次自動車試験場を見学させていただきました.
3年前に続いて2度目の見学です.

7月16日(日),西条キャンパスから貸し切りバスを仕立て,総勢32名で三次を訪問しました.
三次ワイナリーでの昼食(ジンギスカン,おいしかったですね!)の後,三次自動車 試験場にお邪魔しました.
たいへん暑い一日でしたが,風洞実験施設等の見学,運転体験,そして宮本さんの安全運転講習会などなど,非常に楽しい時間を過ごすことができました.
最先端の自動車開発の現場に直接触れることができ,研究を進めていく上でも たいへん参考になりました.
日曜日にもかかわらず快く対応してくださったマツダ株式会社のみなさんに感謝します.
ありがとうございました!

生体システム論研究室ではできるだけ研究室外の方々との連携を進め,研究室だけではなかなか得られない情報を取り込むようにしています.
このような外部の方々との交流が貴重な刺激となり,新たな研究展開,あるいは人材育成につながると考えているからです.

これからも積極的な交流を継続していきればと思います.

第82回 研究室運営会議「研究室ミーティング」

2006.07.10

本研究室では,毎週水曜日の午前中,研究室ミーティングを開いています.
メンバーは,教員3名+職員2名の計5名のスタッフ,および学生約10名(各研究グループのグループ・リーダ,およびサブ・リーダ,B4,M1,M2の学年リーダ)です.
このうち,学年リーダは輪番制で,学生全員が少なくとも年に何回かは研究室ミーティングに出席することになります.

研究室ミーティングには,大きく分けて2つの目的があります.

第一は研究室全体の運営です.
研究予算の執行計画から会計管理,研究室内の環境整備(一般物品の購入やメンテナンス,部屋の掃除や修繕など),全体ゼミやグループゼミ,見学会,研究室デモ,ゼミ旅行など各種行事の計画・管理・運営,それから予期せぬトラブルへの対応など,研究室内のさまざまなことをできるだけ全員で情報共有しながら運営しています.
昨年度までは,ミーティングに出席する学生としない学生に別れていましたが,今年度からは全員が出席することにより,自分たちで研究室を運営しているんだという感覚を少しでも共有できればと思っています.

第二の目的は,各グループの活動状況の把握です.
グループメンバーの研究進捗状況,学会発表計画,研究に必要な購入物品の検討などを,グループの代表者であるグループリーダとサブリーダが報告してくれます.
彼らには負担が大きく,毎週,準備がたいへんだと思いますが,グループの運営のためにリーダーシップを発揮してがんばってくれています.

この数年間,大学の研究室を取り巻く状況は大きく変化し,研究室を運営するために必要な作業が急激に増加しています.
おそらく,ほぼ全員が多くの仕事や問題を抱え,非常に忙しくしていることでしょう.
また,50名近い人間が共同で生活しているわけですから,いろいろな問題も発生すると思います.
より良い研究室にしていくためには,自分の時間を使って研究室やグループの仕事をしてくれている人たちに感謝すること,それぞれが互いの状況を思いやり,自分ができること,やるべきことをきちんとしていくこと,なにか問題があれば早めにみんなで共有し対処していくこと,この3つが大切と思います.

現在,7月末の中間発表,8月のオープンキャンパス,9月のゼミ旅行などの準備をそれぞれの担当者の人たちが進めてくれています.
できるだけ,みんなで助け合いながら,より高いレベルを目指して工夫していけるといいですね.

第81回 2006年度卒論・修論中間発表会のお知らせ

2006.07.03

全体ゼミも7月に入り,前期最終回まで約1ヶ月となりました.
今年も夏休みの前に,卒論・修論中間発表会を行いたいと思います.
修論中間発表会は7月24日(月)と26日(水)の2日間に分けて,卒論中間発表会は7月28日(金)に,いずれも9:30開始の予定です.
M2は修論発表のファースト・バージョンとして,4年生は前期研究成果の総決算として,ともによい発表を期待しています!

夏休みまで残りあと約1ヶ月.発表予定者はもちろん,発表者以外の人も,いま一度,自分自身の研究目的と前期の研究計画を見直し,それぞれの目標とスケジュールを再点検してみてください.
もちろん,まだ中間発表なのであせる必要はありませんが,できれば夏休みまでに一区切りがつけられるよう,それぞれの計画にしたがって進めるといいでしょう.
この1ヶ月が勝負と思います.
集中してがんばりましょう!!

第80回 多謝!

2006.06.26

藤田さん,小林さんが出演してくださった日本テレビの取材内容が,
6月15日に放送されました.
こちらが考えていたよりも大きく取り上げて くださり,また藤田さん,小林さんのインタビューも放送されるなど,
非常によかったと思います.
こちらからのいろいろな要望に応えてくださった日本テレビの尾上ディレクターに感謝!

放送の後,いくつかの問い合わせをいただきましたが,その中にはたまたま番組をご覧になった一般の方からの励ましの電話もありました.
最近,知り合いの方が事故にあわれ,ショックを受けておられたとのことで, 私たちの研究内容を放送で知り,同じような障害を持っておられる藤田さんや小林さんの姿を見て,たいへん勇気付けられたとのことでした.
残念ながら私たちにはたいした力はありませんが,このようなことを感じて くださる方がすこしでもおられれば,それだけで研究活動の意義を実感することができます.
有難いことですね.
感謝!

また,6月22日にはマイクロ・ビークル・ラボの松尾さんにご協力いただき,
CHRISのバッテリーをリチウムイオン電池に入れ替え,電源を強化することができました.
松尾さんはリチウムイオン電池を製造販売する会社を設立されて間もないにもかかわらず,本研究室のCHRISプロジェクトにご賛同いただき,
高価なリチウムイオン電池を無償で提供してくださり,またわざわざ大阪から 広島まで足を運んでくださっています.
感謝!

本研究室の活動が多くの方々によって支えられていることを実感した1週間でした.

第79回 4年生8名が全体ゼミにデビューしました!

2006.06.20

先週と今週の全体ゼミで,4年生8名が発表してくれました.
いずれもこちらの予想を上回る素晴らしい発表でした!
みんな,プレゼンが上手だったというだけでなく,何名かは研究内容も非常に充実しており,そのまま学会で発表してもよいような高いレベルの発表もありました.
実質的な準備期間が1ヶ月程度であったことを考えれば,本当にすばらしい発表だったと思います!

全体ゼミで発表を行う目的は,

  • 研究発表の組み立て方を学ぶこと
  • プレゼンテーション用スライドの作成法を学ぶこと
  • PCと液晶プロジェクタの使用法になれること
  • 人に説明できるレベルにまで,自分の研究テーマの理解度を深めること
  • 大勢の前での発表を経験すること
  • 質疑応答を経験すること

で,いろんな意味で自分がしていることを効果的にアピールすることの大切さを感じて欲しいという点にありました.

この点に関しては,全員,十分に感じてくれたものと思います.

それから,さらに心に留めておいて欲しいことは,先輩たちの指導や他のグループメンバー,研究室メンバーのサポートの有難さ,大切さです.
特に,研究テーマに関連している先輩たちは,自分の時間を割いてまで4年生を 指導してくれたのではないでしょうか.
指導してくれた先輩たちの助けやグループゼミでの発表練習, あるいは過去に卒業した先輩たちが残してくれた資料がなければ,発表準備はもっと大変だったのではと思います.
研究室みんなの助け,それに多くの時間と労力を費やした自分自身の努力が結びついた結果が素晴らしい発表として結実したものと思います.

おそらく発表後に感じたであろう達成感と充実感,それからほんの少しの悔しさと恥ずかしさを忘れずに,次回の発表に向けてがんばってください!
期待しています!

第78回 今年度の就職活動,無事,終了しました.

2006.06.12

今年は,M2:15名,B4:1名が就職活動を行っていましたが,無事,全員,内々定を獲得しました.
みなさん,おめでとう!!

それぞれ多くのことを経験し,いろんな苦労をしたと思いますが,この3ヶ月あまりで,みんな,見違えるように成長したと思います.
普段の行動や態度,話し方,発言内容にそれぞれの成長があらわれているのではないでしょうか.
一言で言えば,「しっかりしてきたな」という感じです.

  • 何事に対してもポジティブにチャレンジする気持ちを持つこと.
  • 自分自身の考えをしっかり確立すること.
  • その考えを他人にはっきり伝えること.言葉だけでなく行動で示すこと.

おそらく,みなさんが就職活動を通じて学んだことはこのようなことではないでしょうか.
元気よく前向きに行動できる人が求められているのだと思います.
ぼそぼそネガティブなことばかり話している人には魅力を感じませんよね.
普段からこのように自然に振舞えるよう,心がけたいものです.

なお,就職活動を行った人たちは,自分の経験や感想を,できる限り詳しく周りの人に伝えてあげてください.
将来,就職活動を行う予定の人にとっては,貴重な情報になると思います.
来年も順調に行くといいですね!

第77回 第二類講座対抗駅伝,2連覇達成!

2006.06.05

6月3日(土)に行われた第二類講座対抗駅伝で,今年度も研究室から2チーム(アダルトチームとヤングチーム:しかし,このネーミングは・・・)が出場し,全35チーム中,優勝と11位という見事な成績をおさめました!

昨年も優勝と15位ということで,見事,2連覇達成です!
優勝だけでなく,11位というのもすごいと思います.
しかも,3区の重藤君,4区の糠谷君が区間2位,6区の梅田君,7区の高田君が区間1位 を獲得しました.
本当にすごい!!!

B4の塚本君が結果をまとめてくれましたので,以下に引用しておきます.
みなさん,おめでとう!!
そして,おつかれさまでした.
来年は,ぜひ奇跡の3連覇達成を!
(これって去年のコラムとほとんど同じですが・・・)

Subject: 第二類講座対抗駅伝の結果報告と応援感謝

研究室のみなさま

B4の塚本です.
本日行われた二類対抗駅伝の結果を報告させていただきます.
総合成績生体アダルトチーム…優勝
生体ヤングチーム…11位

区間賞
6区…梅田
7区…高田

区間
2位
3区…重藤
4区…糠谷

また応援に来てくださったみなさま,走っていただいた先輩方どうもありがとうございました.
このような良い結果が得られたのもみなさまの協力のおかげだと思います.
本当に感謝いたします.
来年度もまたこのような良い結果が残せたらいいと思います.
お疲れ様でした.

また,来年は本研究室が駅伝大会の幹事をすることになりましたので,お知らせいたします.

第76回 昨年の山根君の卒論が日本人間工学会優秀論文賞を受賞しました.

2006.05.29

先週に引き続き,学会賞受賞情報です.
山口大学で開催された第38回日本人間工学会中国・四国支部大会において発表した山根君の講演論文,

非接触生体電気信号測定器の開発
山根陽一,柴建次,辻敏夫
第38回日本人間工学会中国・四国支部大会講演論文集 pp. 30-31, 2005.

が,日本人間工学会優秀論文賞に選ばれました.
ちなみに,もう1件の受賞論文はBio-Remote, CHRIS等のデザインを担当してくれた筑波大学の梅津大輔君(現 マツダ株式会社)の講演論文です.
二人ともよかったですね!!

先週,今週と受賞ラッシュですが,こういった受賞歴は本人の研究業績を証明するエビデンスとなり,さまざまな場面で効力を発揮します.
(履歴書にも記載することができますね.)
たとえば,先日も「学生の”特に優れた業績”って?」のコラムで日本学生支援機構の奨学金返還免除の話をしましたが,いま広島大学では学生にさまざまなインセンティブを与えようとしています.そのひとつに,「広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ」があります.
学部生の場合は学業成績や入学試験,大学院生の場合は研究成果の発表や受賞,特許などが主な評価対象です.

もちろん研究にとって一番大切なことは,自分自身で考え,工夫し,一歩一歩を改良 を積み重ねていくことであり,派手な成果がすべてではありません.
けれども,日ごろの努力がこのような形で評価 されるのはうれしいことであり,このような評価を受けることができた人や研究には,やはりなんらかの魅力が備わっているのだと思います.

それに,なんといっても「奨学金返還免除」や「後期分授業料全額免除」などの副賞 はかなり魅力的ですよね!
チャンスがあれば,ぜひ積極的にチャレンジしてみるといいでしょう.

第75回 第1回複合医工学シンポジウムに参加しました.

2006.05.22

京都で行われた第1回複合医工学シンポジウムに参加し,D1のアブドゲニ君,M2の杉山君,M1の三成君の3名が研究発表を行いました.
3分間のオーラル発表とポスター発表でしたが,多くの方々からいろんなコメントをいただき,たいへん有意義だったと思います.

また,最終日に行われた表彰式において,杉山君の発表論文が優秀論文賞に選ばれま した.
ビデオを効果的に使用して説得力のある発表を心がけた結果でしょう.
このような学会で賞を授与され,非常によかったと思います.
杉山君,おめでとう!

この学会,医学と工学の融合領域に関する研究を推進しようというもので,興味深い最新の研究成果が数多く発表されていました.
本研究室の研究テーマに関連しているものも多く,今後の発展が期待されるこの分野に多くの注目が集まって いることを実感させられました.
特に強く感じた点は,

  • 電気電子工学・知能機械工学研究の中枢的な役割を担ってきた研究者が複合医工学 分野に参入しはじめていること.
  • 工学者が,生体機能の受動的な計測やモニタリングにとどまらず,能動的な制御や 生成といった部分まで積極的に関与しはじめつつあること.

の2点で,本研究室の方向性ともよく一致していました.

この学会と関連して,2005年にはthe First International Conference on Complex Medical Engineeringが高松で開催され,本研究室からも3件の発表を行いました.
第2回複合医工学国際会議は2007年に北京で開催される予定です.
ぜひ参加したいですね!

第74回 平成18年度研究室歓迎会を開催しました.

2006.05.15

すこし遅くなりましたが,新しく研究室に参加してくれたM1,B4のみなさん計11名を歓迎する会を開きました.
幹事の重藤君,三成君,ごくろうさまでした.
今年もさまざまな経歴を持った優秀な人たちが集まってくれ,非常によかったです.

現時点の研究室メンバーは,学部4年生8名,科目等履修生1名,大学院博士課程前期27名(うちM1:11名,M2:16名),博士課程後期3名の計39名で,教員,事務5名を加えると総勢44名となります.
研究室では,教育・研究活動はもちろんのこと,予算管理や研究資材の調達,ネット ワークの運用管理,研究室生活に必要な物品の購入など,日常の運営業務もすべて研究室メンバーで行っ ています.
自分のことはもちろん,グループのことや研究室全体のことにできるだけ目を向ける ようにしてみてください.
多くのメンバーが研究室のために,みんなのために働いてくれている様子がよくわかると思います.

また本研究室では,研究室内の活動にとどまらず,常に外の世界に目を向け,多くの 外部の方々との交流を積極的に進めています.
さまざまなイベントに参加するチャンスもあり,いろ んな特徴を持った多くの人たちと交流できると思います.

みなさん,できるだけ積極的にいろいろなことに挑戦し,新しい知識,能力を貪欲に 吸収していってください.
何事に対しても受身にならず,自分から行動を起こしていくよう心がけるといいと思 います.
今年度もいろんなチャレンジができるといいですね!

第73回 藤田さん,小林さんが来学されました.

2006.05.03

テレビ番組の取材があり,研究協力者の藤田和幸さん,小林勝さんをお迎えして,筋電操作実験を行いました.
(対応してくれた筋電グループのみなさん,おつかれさまでした!)

藤田さんには,数年前から筋電アームの制御実験にご協力いただいています.
職場での事故で右手前腕部を切断されましたが,いろんなことに非常に積極的に挑戦しておられる優秀な方で,運動神経も抜群です.
本学へ来られるときには,三原から自動車を運転してこられます.
本研究室で開発してきた筋電アームが成功を収めることができたのも,藤田さんのおかげといっても過言ではありません.
昨年は,愛・地球博に参加していただきました.

小林さんには,昨年からCHRISやBio-Remoteの開発にご協力いただいています.
小林さんは高校時代に体操選手として活躍されていたのですが,鉄棒演技中の事故で頚椎を損傷され,長い間,不自由な生活を余儀なくされていました.
本研究室の研究協力者でもある大塚彰先生(県立広島大学教授)のご尽力もあり,現在は電動車椅子を乗りこなし,いろんなことに挑戦されています.
CHRISも完璧に使いこなしておられます.
昨年は,国際ロボット展に参加していただき,東京ビッグサイトで実演していただきました.

お二人とも非常に明るく前向きな方で,研究室で行う実験にも,いつも二つ返事で駆けつけてくださいます.
身体的な条件などまったく意に介することなく,いろんなことに積極的に挑戦されているお姿にはいつも感心させられます.
私たちの研究は,藤田さん,小林さんをはじめとする多くの協力者の方々のおかげで成り立っています.
少しでもみなさんのお役に立つような研究成果が挙げられればと 思います.

(お二人の筋電操作の様子は,5月5日(金)か12日(金)に日本テレビ「ザ・ワイド」という番組の中で放送される予定です.)

第72回 「21世紀COEプログラム」中間評価ヒアリング

2006.04.24

本研究室では,平成16年度に採択された21世紀COEプログラム「超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」に参加しています.

このCOEプロジェクトは平成20年度までの5年間継続する予定で,ハイパーヒューマン技術の研究・教育の拠点形成を目指しています.
拠点リーダーは本学ロボティクス研究室の金子真教授です.
本研究室は「システム設計グループ」に所属し,研究を分担しています.

最近,いろんな場面で「評価」したり,されたりすることが多くなりましたが,このCOEプログラムも今年度で3年目を迎え,中間評価ヒアリングを受けることになりました.
ヒアリングは5月10日(水)に,東京の日本学術振興会で行われる予定で,これまでの研究・教育成果が厳しく チェックされます.

評価を受ける場合,どのような点に注意して準備をすればいいのでしょうか?
いろんな考え方があると思いますが,私は

  • ポイントは明確かつシンプルに.
  • 他にはないオリジナリティを.
  • エビデンスで示そう.

の3つが大切と思います.
セールスポイントをわかりやすく,客観的に示すことができれば,自分の特長を効果的にアピールできるのではないでしょうか.
これは就職の面接等にも言えることですね.

COE中間評価の結果は,いずれ報告しようと思っています.
お楽しみに(?).

第71回 2005年度の広島大学学生表彰に糠谷君が選ばれました!

2006.04.17

先日行われた平成18年度広島大学入学式において,M2の糠谷優之君が広島大学学生表彰を受けました.
これまでの活発な研究活動が認められたもので,非常によかったです.

糠谷君自身は学会賞2件に続く3件目の受賞で,本研究室としては平成16年度の坂根彰君に続く2人目の広島大学学生表彰です.
すばらしいことと思います.
糠谷君,おめでとう!

もちろん,優れた研究発表をしても,賞がもらえるかどうかは時の運です.
受賞がなくても良い研究をしている人はたくさんいます.
しかし,確実に言えることは研究発表をしなければ,絶対に受賞は不可能だということです.
自分の考えやアイデアを積極的に発信すること,これが大切ですね.

普段の生活の中でも同じことが言えると思います.
どんな状況においても,自ら考え,自ら積極的に行動することをこころがけたいですね.

第70回 学生の”特に優れた業績”って?

2006.04.11

以前,研究者の業績評価についてお話しましたが, 先日,今度は学生の”特に優れた業績”について議論する機会がありました.

なかなか定義が難しいのですが,たとえば日本学生支援機構では, 「学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか,専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍,ボランティア等での顕著な社会貢献等も含めて評価」するとしています.

工学研究科では,このうち「学問分野での顕著な成果や発明・発見」の部分が大きなウェイトを占めることになります.
では,「学問分野での顕著な成果や発明・発見」をどのようにして定量化するか?

一般的には,研究成果発表,受賞,特許等の件数をもとに算出します.
研究成果発表は,学術雑誌論文,国際会議発表論文,紀要,国内学術会議発表論文ごとに点数化し,その合計点を計算します.
受賞は賞の内容に応じて点数化します.
特許は件数を点数化します.

個人間の比較を行うには客観的な指標が必要ですから,一般にこのような方法を用いることになります.
(博士課程前期の学生の場合には,入学試験の成績や授業成績が考慮される場合もあ ります.)

日本学生支援機構では,大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生のうち, 在学中に特に優れた業績をあげた者に対し,奨学金の返還免除を実施しています.
(第一種奨学金は,博士課程前期で月額 88,000円,博士課程後期は月額 122,000円 ですから,返還免除されると大きいですね.)
この制度は,以前の国立大学等の教官となった者に対する奨学金返還免除制度が改定されたものです.

組織評価の時代から個人評価の時代へと変革が進んでいます.
もちろん,研究成果や学業成績がすべてではなく,その個人のほんの一面にしかすぎ ないということを 忘れてはいけませんが,個人の能力や努力が正当に評価されること自体は大きなチャ ンスです.

自分の能力や努力を,できるだけ客観的なエビデンスの形で残しておくことが大切と 思います.

第69回 第42回Bio-Remote研究会を開催しました.

2006.04.04

2001年にスタートした産官学共同研究「Bio-Remote研究会」ですがキックオフから5年が経過し,
3月30日に第42回研究会を開催しました.

もともとは本研究室が開発してきた筋電インタフェース技術の実用化を目的として発足した研究会ですが,

平成13年度即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業
平成13~15年度産業技術研究助成事業
平成16,17年度次世代ロボット実用化プロジェクト プロトタイプ開発支援事業

等の事業を実施し,一連のBio-Remote,CHRIS関連技術を研究開発してきました.
この間の研究成果は学術研究論文として発表するだけでなく,
特許出願,各種展示会への出展,マスメディアからの取材対応等の形で
世界に向けて発信してきました.

特に昨年は,愛・地球博「プロトタイプロボット
展」に参加し,
これまで開発してきた技術を一般の方々に公開することができました.
(関連するこれまでの研究業績については,研究業績ページをご覧ください.)

このような成果をあげることができたのは,もちろん,この産学官研究に参加してく
ださった
すべての皆さんのおかげです.
各参加機関の皆様,研究室の学生メンバー,それからいつもこころよく実験に協力していただいている藤田さん,古跡さん,小林さん,迫さんに
感謝します.

先日の研究会には,デザイン面を担当してくれた梅津大輔君も参加してくれました.
Bio-RemoteやCHRISのデザインは高く評価されており,デザイン誌「AXIS」のVol.120  にも紹介されました.
梅津君もこの春,筑波大学大学院 人間総合科学研究科の博士課程前期を修了し,
今後は社会人として,その才能をさらに発揮し続けてくれるものと確信しています.

Bio-Remote研究会は今後も年3回程度のペースで開催し,その活動を継続していきます.
研究室では,新しい筋電インタフェースの学習・制御技術,加速度センサインタフ
ェース,
アミューズメントインタフェース,バイオミュージックインタフェース,バイオコン
ピュータインタフェース
などの研究に取り組んでいます.

これらの新しい技術を駆使した次世代Bio-Remoteの実現に向けて,さらに研究を
進めていきたいと思っています.

第68回 新しい年度がスタートします!

2006.03.29

3月23日に卒業式・学位記授与式が行われ,2005年度は博士課程後期2名,前期7名,学 部10名の計19名が修了,卒業しました.

このうち4年生8名は引き続き大学院に進学し研究室に残りますので,研究室を離れる のは, D3の坂根 彰君,鈴木 芳代さん,M2の大西 輝幸君,荻野 裕貴君,斎藤 佑司君, 坂口 誠史郎君,船曳 晶彦君,山下 裕之君,吉岡 潤君,B4の植良 諭君,山根 陽一君 の11名です.

また,D2の岡本 勝君も4月から就職のため研究室を離れることになりました. 全員,それぞれの道で活躍されることを祈っています.
機会があれば(機会を見つけて!),研究室にぜひ遊びに来てください.
楽しみにしています!

この12名と入れ替わるようにして,新メンバー11名が研究室に配属されました.
研究室外からの新M1は,兼行 秀和君,閑 絵里子さん,廣田 和浩君の3名, 新4年生は,石井 亨治君,大澤 裕子さん,武田 泰治君,谷口 早矢佳さん,塚本 隼 平君,野本 雄平君,村国 英二君,脇田 裕之君 の8名です.
全員,能力も高く,やる気いっぱいのニューフェイスです!
慣れるまではたいへんだと思いますが,きっといい研究をしてくれるものと期待して います.
院生,共同研究者のみなさん,サポート,よろしくお願いします.

いよいよ2006年度が始まります.
今年もみんなで力をあわせてがんばりましょう!

第67回 修論発表も無事終了し,平成17年度全体ゼミは終了しました!

2006.03.01

2月28日に平成17年度の修論発表会が無事終了し,今日で今年度の生体システム論研究室全体ゼミも最終回です.

修論発表は,全員,うまくまとめており,非常によかったです.
みんな,いままでで一番良かったんじゃないかな.
質問にもよく答えており,この3年間に培った力がよくあらわれていました.
4月以降はそれぞれの場所で新しいテーマに取り組むことになると思いますが,自分の力を信じて一所懸命に取り組めば,何も恐れることはないと思います.
がんばってください!

いずれの研究テーマも,今後,研究室で継続し,さらに発展していければと思います.
後輩たちがきちんと研究内容を引き継げるよう,できるだけサポートしてあげてください.
それぞれの実験装置,プログラム,データ,文書ファイルなど,分かりやすい形で,散逸しないように工夫して整理してくれればと思います.

これで今年度の全体ゼミを終了します.
今年度もいろいろなことがあり,非常に楽しかったですね!
来年度もみんなで力を合わせて,さらに前進していければと思います.
よろしくお願いします!

第66回 卒論発表会,終了しました!

2006.02.24

卒論発表会,無事,終了しました.
発表は10名とも非常によかったと思います.
発表内容,スライドの作り方,発表態度など,最初の発表練習に比べると,全員,格段によくなっていました!
短い発表時間で研究内容を理解してもらうため,各自,よく工夫していたと思います.

また,質疑応答においても,有意義な指摘をたくさんいただくことができました.
どの研究テーマも同じですが,特に,

1.研究の狙い
2.研究の新規性
3.研究の有効性

という3つのポイントを意識して説明することが大切ですね.

ある意味,研究発表の中で最も簡単な部分は,質疑応答だと思います.
基本的に,質問に対して考えたことを率直に相手に伝えればいいだけですし,基本的に時間の制約もありません.
(英語の場合には,これがなかなか難しくて困りますが.)
質問者と発表者を比べれば,どちらがより深くその研究内容を知っているか,どちらがより深く考えているかは明らかです.

の意味で,できるだけ質疑応答の機会を増やして,経験を積んでいけば,全員,問題なくこなせるようになると思います.
ただ,何もしなければいつまで経っても,できるようにはならないでしょう.
普段から自分で意識して,積極的に行動し,敢えて厳しい場に自分の身をおくことが大切ですね.
これは,就職活動時の面接試験を引き合いに出すまでもなく,何事にも言えることですね.

4年生のみなさん,卒論発表,おつかれさまでした.
また,指導を担当してくれた院生のみなさん,本当にご苦労様でした!
次は,来週の修論発表会です.
M2のみさん,がんばってください!

第65回 D論,修論,卒論速報

2006.02.22

年度末恒例のD論,修論,卒論速報です.
今年度は非常に順調です.

まずD論ですが,坂根君,鈴木さんの公聴会は無事終了しました.
ふたりとも非常に良い発表でした.
あとは,3月の教授会での投票結果を待つばかりです.
おつかれさまでした!!

修論については,日本語版,英語版とも全員,完成.発表会の予稿もすでに提出しま した.
今日の発表練習も,全体的によかったと思います.
修論提出と発表まで,まだ十分に時間がありますので,最後まで徹底的に見直して,すこしでもよいものを目指してください.
「こういう問題」に対して,「こういう工夫」でチャレンジし,「こういう結果」を得たという流れをはっきり意識して準備するといいと思います.
まだまだいろんな工夫ができるでしょう.

卒論も,論文,予稿とも順調で,ほぼ全員,完成しています.
発表も準備OKだと思います.
明日の発表,自信を持って臨むといいでしょう.

研究発表会でのポイントは2つあります.

一つ目は,分かりやすく,かつ効果的な発表ができるかという点です.
この点に関しては,みなさん,十分な力をすでに身につけていると思います.
研究内容に自信を持って,落ち着いて発表すれば大丈夫でしょう.

二つ目は,質疑応答です.
予期していない質問がくるかもしれませんし,痛いところを突かれるかもしれません.
あるいは,研究内容をすこし誤解したような質問がくることも考えられます.
どんな質問に対しても,臨機応変に的確な回答ができること,それは本当の実力がないとできないことだと思います.

大切なことは,普段から研究内容をいろいろな角度から考察し,
さまざまな可能性を検討することです.
いろいろ考えている人は,どんな問題に対してもその場で回答を見つけることができると思います.
修論,卒論発表会まで,もう一度,自分の研究内容についてできるだけ
考察してみてください.
良い発表&質疑応答を期待しています!

第64回 卒論,修論,ゴールは目前!学生生活の総決算のつもりで最後までがんばってください!

2006.02.15

2月22日(水)の卒論発表,24日(金)の卒論・修論提出,28日(火)の修論発表まで残りわずかとなり,今年度の卒論,修論もいよいよ大詰めを迎えました.

今年度はみなさんのスケジュール管理がよく,ここまで全員,ほぼ順調に進んでいます.
修論に関しては,予稿,日本語バージョンはほぼ完成,あとは発表準備と英語バージョンの完成のみですね.
卒論に関しては,日本語バージョン,予稿は7割くらい終了,発表準備もあとすこしですね.

いつも言っていることですが,研究には3つの大切なステップがあると思います.
1つ目は問題設定です.
研究の目的,意義,オリジナリティを明確にし,かつ実行可能性を考慮して的確なゴールを設定すること,つまり研究のストーリを考えるステップですね.
2つ目はゴールに向かっての問題解決で,問題点を分析・考察し,自分の知識や経験を総動員してひとつひとつ解決していくプロセスです.
3つ目は論文作成で,問題設定,問題解決結果を総括し,研究のオリジナリティと意義を文書化するプロセスです.

もちろん,この3つのステップはひとつずつ順番に実行できるような単純なものではなく,各ステップを何度も繰り返しながら,ゴールを模索することになります.
その意味で,いま取り組んでいる論文作成は非常に重要なステップです.
自分が達成できたこと,できなかったことを客観的に見直し,今後の展望と戦略を十分考察し,次の目標設定を明確にすることが大切です.
研究の3つのステップで一番難しいのは,実は最初の問題設定のステップなのですが,きちんとした研究の総括と論文作成をしておけば,次の問題設定も自然にできるようになると思います.

もし研究の内容が高いレベルに到達していれば,論文作成をして文書化することにより,学会等で発表することも可能になるでしょう.
「大学で・・・という研究をしていま した」より,「研究成果を・・・という論文にまとめて発表しました」の方が何倍も説得力があり ますね.
これは研究に限らずどんな仕事でも同じですが,できるだけ自分の活動のエビデンスを残すことが大切と思います.

卒論,修論は学生生活の総括でもあり,自分の実力のエビデンスでもあります.
10年経っても,20年経っても,自信を持って人に見せられるような論文を目指し,自分で納得するまで,あきらめずにゴールを追求するといいと思います.

第63回 インパクトファクター

2006.02.10

先日,21世紀COEの成果報告書をまとめるため,研究室で発表した論文が掲載された学術雑誌のインパクトファクター(Impact Factor,以下IFと略記)を調査しました.
IFとは雑誌の重要度や影響度を評価するための指標で,最近,研究者の業績評価によく使用されています.
今日は,田中先生が調査してくれた研究室論文のIFのランキングを発表しましょう.

IFは,その雑誌に掲載された過去2年間の論文の総引用回数を論文数で割った値で,論文1編あたりの平均引用回数です.
つまり,掲載されている論文が多く引用されたということは,その論文誌の重要度が高いというわけです.
アメリカのISI社の引用文献データベースSCI (Science Citation Index: 図書館のホー ムページから利用可能) に基づいた値が標準のインパクトファクターとされています.
電気電子・情報・システム工学の分野ではあまりポピュラーではありませんが,医学や理学の分野では非常に重要な評価基準となっています.
IFの高い論文誌に掲載されれば,出版した論文数が少なくても自分の全論文のIFの総和は高くなり,逆にIFが0の論文誌にいくら掲載されても総和は0のままになってしまいます.

残念ながら,国内の和文の雑誌はほとんどのものが対象外(つまり0点)です.
そこで,2000年以降に発表した学術雑誌論文で国際誌のIFを調べ,そのベスト10をまとめてみました.

 

論文番号 雑誌名 IF
138 NeuroImage 4.869
110, 146 Exp. Brain. Res. 2.306
140 Biolo. Cybern. 2.142
102, 127 IEEE R&A 2.103
130 IEEE NN 1.666
152 Arti. Int. in Med. 1.124
101, 139 IEEE SMC-Part B 1.02
128 J. Int. Infor. 0.941
126 Motor cont. 0.911
120, 153 IEEE SMC-Part A 0.555

 

丸石先生や笠井先生の医学系や生物系の論文のIFが,
工学系の論文に比べて高いことがわかりますね.

インパクトファクターの使用には根強い批判もあり,もちろん,これで研究の評価が決まるわけではまったくありません.
しかし,なんらかの基準で評価されることがわかっているのであれば,日ごろからその点を考慮して備えておくことは,戦略としては当然のことでしょう.

研究の世界に限らず,「個人評価」はどの世界においてもごく普通に行われています.
就職の際の面接試験なんかもそうですね.
将来,もし自分がなんらかの評価を受けることがわかっているのであれば,普段から少しずつ準備をしておくことが大切でしょう.
いざというときに慌てても仕方がありませんからね.

第62回 続々々・博士学位取得への道

2006.02.01

博士課程後期入学までに論文業績をあげることは別の意味でも重要です.
それは,日本学術振興会(以下,学振)の特別研究員(DC)に採用される可能性が出てくるからです.
学振の特別研究員に採用されると,月給約20万円に加えて年間約100万円の研究費(科学研究費)が支給されます.
博士課程後期3年間で計約1000万円の援助を受けることができます.
もちろん,返済義務はありません.
D3の坂根君,鈴木さんはいずれも学振の特別研究員です.

また,本研究室は広島大学21世紀COEプロジェクトに参加していますので,2008年3月まではリサーチアシスタント(RA)制度を利用してRAを採用することが可能です.
RAに採用されると,月10万円強の給料が得られます.
これも返済の義務はありません.
本研究室では,岡本君,平野君をRAに採用しています.

ほかにも,日本学生支援機構の奨学金(月12万程度)は
申請すればほぼ確実に支給されます.
これは返還義務を伴いますが,成績優秀者(学会賞などの受賞者や著名な雑誌での論文発表者など)には審査のうえ返還が免除されます.
もちろん,給料を貰っている場合には金額に見合う労働や成果が要求されますが,経済的な援助を利用できるのとできないのでは大違いですね.

2月13日(月)12:00〜14:00に,第二類会議室(C1棟112室)において,D3の坂根君,鈴木さんの博士学位論文発表会(公聴会)を開きます.
みなさん,ぜひ出席してあげてください.
人間だれでも,自分の好きなことを一生の仕事にできれば,これに勝る幸せはありませんね.
研究が好きな人,将来,研究職につきたいと考えている人は博士学位を目指すといいのではないでしょうか.

第61回 続々・博士学位取得への道

2006.01.27

学位取得の合格ラインが,D3の11月頃までに

・学会誌等学術雑誌論文(以下,ジャーナル論文)3編
(場合によっては2編)
・国際会議発表論文(以下,カンファレンス論文)3編
(場合によっては2編)

を発表していること(掲載決定を含む)であることは前回説明しました.
博士課程後期の3年間でこれを達成しようとすると,1年に1本ずつジャーナル論文とカンファレンス論文を発表する必要があります.
(注:すべてfirst authorである必要はありませんが,メインの論文はfirst author がいいですね.)

ジャーナル論文3本はちょうど卒論を3年続けるようなものですから,博士課程後期から新しい研究テーマにはじめた場合でも,能力がある人なら問題ないでしょう.
しかし,研究になれていない人にはすこし余裕がない感じですね.
カンファレンス論文の内容は英語で書く必要がありますが,内容的にはジャーナル論文ほど厳しくはないし,ある程度はジャーナル論文と内容的に重複することも可能なので,積極的に国際会議に参加していけばそう問題はないでしょう.

一方,研究テーマが卒論や修論で行った研究の延長線上にあるのであれば,かなり余裕ができます.
たとえば,修論まで研究内容を1本か2本の論文に展開できればすごく楽になりますね.
博士課程前期のうちに国際会議で発表することができれば,なお有利です.
経済面での支援プログラムもいくつか用意されています.
来週は,それらのうち代表的なものについて解説します.

第60回 続・博士学位取得への道

2006.01.18

先週に引き続き,学位審査の説明をしましょう.

課程博士の場合,博士論文作成着手審査はD3の11月または12月の上旬の会議で行われ,博士論文をまとめるだけの準備ができたかどうかを判定します(書類審査).
着手の条件は,
・学会誌等学術雑誌論文(以下,ジャーナル論文)3編(場合によっては2編),
・国際会議発表論文(以下,カンファレンス論文)3編(場合によっては2編)

を発表していること(掲載決定を含む.投稿中は除く)が目安です.
このラインをクリアし,かつ申請者の研究へのcontributionが十分認められれば,ほぼ大丈夫です.
このとき,博士学位論文の原稿がおおよそ完成している必要があります.

博士論文作成着手審査に合格すると,次は予備審査です.
これは学位論文の内容を審査するとともに,発表形式でプレゼンテーション能力,および質疑応答能力を審査します.
通常は12月中旬から下旬に行われます.
必要に応じて学位論文の内容を修正し,主査,副査の先生方から了承が得られれば合格です.

予備審査に合格すると,1月中旬に正式な学位審査申請を行います.
必要な書類を大学事務にきちんと提出すると,書類審査を経て審査開始の可否が正式に決定します.
書類に不備がなければ問題なく本審査が開始されます.
そして,いよいよ本審査です.
本審査はオープンで,論文内容の発表+質疑応答をいわゆる公聴会という形式で,2月の下旬に行います.
公聴会にはだれでも出席できます.
それから英語能力の判定も行います.
もちろん,国際会議で論文発表を十分に行っているはずですので英語能力は証明したことになります.

本審査に合格すると,最後が教授会での投票による合否判定です.
出席者全員から合格判定がもらえるといいですね.
博士学位取得日は,3月下旬の学位記授与式で,「博士(工学)」の称号が授与されます.

複雑な審査手続きですが,基本的には博士論文作成着手審査と予備審査に合格すれば,あとは書類等をきちんと作成するだけでほぼ大丈夫です.
したがって重要なことは,D3の11月頃までに,必要な研究業績を達成できるかどうかということになりますね.

(以下,次回に続く.)

第59回 新年,おめでとうございます.本年もどうぞよろしくお願いします!

2006.01.10

あっと言う間に正月も過ぎ,今日から2006年の全体ゼミ始動です.
今年もがんばりましょう!

さて,12月26日(月)に
「ひらめき☆ときめきサイエンス 〜ようこそ大学の研究室へ〜」
をロボティクス研究室と共同で開催しました.

http://www.jsps.go.jp/hirameki/ht127_hiroshima.html
http://www.jsps.go.jp/hirameki/

参加者は約25名で,みなさん,非常によろこんでおられました.
このひらめき☆ときめきサイエンスに出席した生徒(小学生から高校生まで)のみなさんには,修了証書として「未来博士号」が広島大学長から授与されました.
そこで,今回は「博士号」について解説しようと思います.

本研究室でも,D3の坂根君,鈴木さんの博士学位の審査が進行中です.
博士学位の取得は,大企業の研究所や大学,高専等の教育機関,また国,地方自治体などの公的な研究機関などの研究職への就職を希望している人にとっては特に重要で,最近では博士学位取得が採用の必要条件になりつつあります.
(もちろん,博士学位は十分条件ではなく,本人の研究能力やコミュニケーション能力,卓越したリーダーシップ能力などが必要です.)
将来,研究職につきたいと考えている人は,博士号を目指してみるといいのではないでしょうか.

博士学位取得に関して,その審査の仕組みや奨学金情報は非常に重要と思います.
これから何回かに渡って,その概要を解説しようと思います.

まず,学位審査のしくみについて簡単に説明します.
本学複雑システム工学専攻では,通常,博士論文作成着手審査,予備審査,審査申請,本審査(公聴会),教授会投票の5つのステップで学位審査が行われます.
博士学位には,博士課程後期に所属して学位審査を受ける「課程博士」と
論文審査のみによる「論文博士」があります.
以前は「論文博士」が多かったのですが,最近は社会人選抜制度が一般化したため,社会人でも特別な理由がない限り,大学院博士課程後期に入学し「課程博士」を
目指すことになります.

次回は,課程博士の学位審査の仕組みについて,もう少し詳しくお話し
しようと思います.

第58回 今年も充実した良い1年でした!

2005.12.28

あっと言う間に年の瀬を迎え,研究室恒例の大掃除,忘年会も終了しました.
遠方からまたお忙しいところ出席してくださった大塚先生,福田先生,植野さん,ありがとうございました!
2005年の生体システム論研究室の全体ゼミも,今日で最後です.

今年は研究室史上最大の規模(総勢45名))となり,研究活動,学会活動,予算など,いずれもこれまでで最高レベルだったと思います.
ホームページにも掲載していますが,

1. 学術雑誌論文17編(掲載決定を含む),
2. 国際会議論文13編,
3. 国内学会発表31件,
4. 解説記事2編,
5. 著書2編,
6. 学会賞5件(ベストセッション賞除く),
7. 新聞・雑誌等記事12件,
8. テレビ等放送12件,
9. 展示会等出展3件,
10. 特許出願3件,特許登録1件,
11. 学会等招待講演9件

というstatsがアクティビティの高さを物語っていると思います.

これは,研究室の中心となって活動してくださった柴先生,田中先生,輝平先生,さまざまなご支援をいただいた共同研究者の皆様方,そして何より1年を通してがんばってくれた学生諸君のおかげと思います.
みなさん,本当にありがとう!

2006年も研究室全員にとって素晴らしい1年になるよう,がんばりましょう!
それでは皆様,良いお年を.
来年もよろしくお願いします!

第57回 第6回計測自動制御学会 システムインテグレーション部門講演会(SI2005)に参加し ました.

2005.12.20

https://www.si-sice.org/si2005/

12月16日(金)〜18日(日)の3日間,熊本電波工業高等専門学校で開催されたSI2005に参加しました.
本研究室の関連では,「人間運動特性のシステムインテグレーション」,「サイバネティック・インタフェース」という計2つのセッションをオーガナイズしました.

「人間運動特性のシステムインテグレーション」は三重大学の池浦先生と一緒に毎年開催しているセッションで,今年は計10件の報告がありました.
会場は聴衆が入りきれず立ち見がでるほどの盛況で,この研究分野への関心の高さがよくあらわれていました.
生体工学分野における研究成果をシステム設計に活かしたいというニーズは,学界,産業界に共通するもので,活発な議論が展開され興味深かったです.

一方,「サイバネティック・インタフェース」は産総研の福田先生と2002年からオーガナイズしているセッションです.
このセッション,実は本研究室の筋電グループの研究成果を発表する場として毎年開催してきたのですが,今年は他大学からも3件の投稿があり,非常にうれしく思いました.
本研究室からは,D2の岡本君,M2の荻野君,齋藤君,船曵君,M1の江口君,村上(樹)さん,B4の重藤君が参加し,それぞれの研究成果を発表しました.
このセッション,朝9:00開始で,しかも会場への交通の便が非常に悪いため,どの程度の方に参加していただけるか心配していましたが,こちらも一時は立ち見が出るほどの盛況で,非常に良かったです.
研究内容に関する本質的な質問も 多く,活発なディスカッションができ,有意義でした.

SI2006は札幌で開催される予定です.
来年も,多くの方々に聴きに来ていただけるような研究発表ができればと思います.

第56回 12月12日(月),13日(火)の2日間,本研究室の見学会を開催しました.

2005.12.14

12月12日は計測自動制御学会次世代医療福祉システム調査研究会の
行事で,大学,研究機関に所属する研究者の方々がお見えになりました.
一方,12月13日は広島県ロボット応用研究会という企業グループが対象で,県東部の企業を中心に20名弱の方々を対象として行いました.
準備から運営まで見学会に関する業務を担当してくれた各グループのみなさん,本当にごくろうさまでした.
見学に来られた方々も非常に満足しておられました.

12月26日(月)には,高校生を対象として日本学術振興会主催の
「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~」
を開催します.
http://www.jsps.go.jp/hirameki/ht127_hiroshima.html
http://www.jsps.go.jp/hirameki/

本研究室ではこのような見学会に積極的に取り組んでおり,年に何度か見学会を開催しています.
見学会は自分たちの研究を他の人たちに説明するよい機会になります.
わかりやすく,かつ説得力に富んだ説明ができたか,研究内容に興味を持っていただけたか,機材はトラブルなく動作したかなど,自分たちの実力を試すには絶好に機会です.
また,見学に来られた方のコメントが新しい研究への引き金となることもよくあります.
学生の人たちにとっては,研究者や社会人の方と交流し,自分の考えや意見を述べる数少ないチャンスですし,高校生に分かってもらえるような説明ができるか,自分自身を試すチャンスでもあります.

もちろん,高い完成度と信頼性がないとデモはできませんし,研究のオリジナリティ が明確でないと説得力のある説明は難しいです.
見学会や展示会でお客さんの目の前でぱぱっとデモができるようになれば,研究の完成度が非常に高くなった証拠と思います.
自分自身に,自分の研究は見学会でデモができるかという問いかけをしてみるといい でしょう.

12月26日(月)は高校生が50名参加する予定です.
研究室全員で,積極的に見学者の方たちに話しかけ,いろんな説明をしてあげてください.
見学に来てくれた高校生が,将来,研究室のメンバーになってくれるといいですね.

第55回 先週は大きなイベントが重なり,忙しい1週間でした.

2005.12.07

まず,先週もお知らせしたように11月30日〜12月3日の4日間,東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催された2005国際ロボット展に出展しました.
参加者は,出展関係者,報道関係者及び中学生以下,そして他展からの流入者を除いても約10万人で,非常に盛況でした.
本研究室のデモも大成功で,多くの取材や問い合わせがありました.
タイトなスケジュールでたいへんだったと思いますが,柴先生,三戸田さん,M1の江口君,島君,杉山君,本当にごくろうさまでした.

次に,第38回日本人間工学会中国・四国支部大会を開催しました.
山口大学大学会館において,葛崎偉先生(山口大学)を大会長に第38回日本人間工学会中国・四国支部大会を開催しました.
特別講演,受賞講演,一般講演あわせて32件の講演が行われ,100名を超える参加者による活発な議論が行われました.
本研究室からは約40名が参加し,大会の運営全般(柴先生,田中先生,おつかれさまでした!),および6件の研究発表を行いました.
研究室を代表して講演をおこなったのは,M2の山下君,M1の村上(洋)君,長門君,B4の藤村君,高田君,山根君の6名です.
4年生3名を含め,初めての学会発表の人が多かったと思いますが,研究発表を聴いてくださった先生方から,
「いずれも世界レベルの研究内容で非常におもしろかった.学生諸君をほめてあげて ください」
というコメントをいただきました!!!
この大会,来年度は広島大学で開催する予定です.
参加者に楽しんでいただけるような大会にしたいと思っています.

また,同時に東京で開催された2つの学会で研究発表をおこないました.
The 36th International Symposium on Robotics (ISR2005)と第43回日本人工臓器学会大会です.
本研究室からは,柴先生とM1の島君,糠谷君が研究発表をおこないました.
いずれもよい発表ができ,学会賞にもノミネートされるなど,こちらも大成功だったと
思います.

忙しい1週間でしたが,いずれも素晴らしい成果をあげることができました.
関係者のみなさん,本当におつかれさまでした!
このあとも,年末まで学会や研究会,見学会と予定が続きます.
発表する人たちは研究室の代表者としての発表をお願いします.
できるだけよい発表ができるよう,万全の準備で臨みましょう.

第54回 国際ロボット展,いよいよ開幕です!

2005.11.29

http://www.nikkan.co.jp/eve/05ROBOT/

以前にもお知らせしましたが,国際ロボット展が11月30日〜12月3日の4日間,東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されます.
本研究室からは,マクロデータの三戸田さんとともにM1の江口君,島君,杉山君の3名が参加し,CHRISのデモを担当してくれています.
いまのところ,順調に進んでいます.

この展示会に関して,2つの企画が進行中です.
第一は,CHRISの開発に協力していただいている小林勝さんの展示会参加です.
小林さんは頚椎損傷のためお身体が不自由ですが,いつも積極的に研究に協力してくださっています.
彼の明るく積極的な言動には,いつも感心させられます.
私たちも見習いたいものです.
展示会には11月30日(水)に参加していただき,会場でデモを行っていただく予定です.
小林さんにとっては初めての東京訪問ですので,できるだけ楽しんでいただければと思います.

第二は,HNK総合テレビ「週間子どもニュース」の取材です.
先日,研究室での撮影を終え,11月30日(水)の会場の様子を含めて放送される予定です.
この番組を通じて,多くの子どもたちに小林さんとCHRISの姿を見てもらえればと思います.
番組を見てくれた子どもたちが,将来,福祉機器の開発に取り組んでくれるかもしれませんね.
子どもたちに未来の可能性を提示することができればと思っています.

今週末には,本研究室で事務局を担当している日本人間工学会中国・四国支部大会が山口大学で開催されます.
しばらく忙しい日が続きますが,体調に気をつけながらみんなでがんばりましょう.

第53回 21世紀COEプログラム国際シンポジウムが開催されました.

2005.11.23

http://www.hfl.hiroshima-u.ac.jp/COE/events/H17_1stIntSymp.html

11月18日(金)に広島大学サタケメモリアルホールにおいて,金子真教授をプロジェクトリーダーとする広島大学21世紀COEプログラム「超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」第1回国際シンポジウムが開催されました.
当日は海外,国内から多数のゲストを迎え,本プロジェクトの研究内容の紹介,関連する他の研究機関の研究発表,若手メンバーによるポスター発表(当研究室から4件発表)が行われました.

21世紀COEプログラムは,「我が国の大学に世界最高水準の研究教育拠点を形成し、研究水準の向上と世界をリードする創造的な人材育成を図る」ことを目的として実施されています.
本プロジェクトは,2004年度の「革新的な学術分野」拠点のひとつとして選ばれました.
http://www.hfl.hiroshima-u.ac.jp/COE/
工学的切り口でヒューマン・サイエンスにアプローチする本研究プロジェクトは,まさに21世紀を切り拓く新しい研究分野です.

私たちの研究室は,このCOEプロジェクトにハイパーヒューマンシステム設計グループの
リーダーとして参加し,研究を進めています.

http://www.hfl.hiroshimrs/system.htmla-u.ac.jp/COE/membe

そして,脳生物学・神経科学・医療福祉分野の研究と電気電子・システム・情報・機 械工学分野の研究
との融合を目指し,積極的に新しい研究テーマにチャレンジしたいと考えています.

本研究室では,現在,COE研究員(ポスドク)を募集しています.
ご興味のある方は,辻(tsuji@bsys.hiroshima-u.ac.jp)までお問い合わせください.

第52回 A-life研究会を行いました.

2005.11.16

共同研究をお願いしている日本原子力研究開発機構の坂下さんをお迎えして,A-life研究会と懇親会を開催しました.
日本原子力研究開発機構は,日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構が統合され,設立された独立行政法人です.

http://www.jaea.go.jp/

坂下さんは,量子ビーム応用研究部門バイオ応用技術研究ユニットのマイクロビーム細胞照射研究グループで,線虫の連合学習に対する放射線照射の影響について研究されています.
今回は,2005年11月15‐17日(火‐木)に広島国際会議場で同時開催されている日本放射線影響学会第48回大会(48th JRRS)・第1回アジア放射線研究会議 (1st ACRR)に出席・発表されるのに合わせて,研究打ち合わせを行いました.

http://eikyo48.umin.jp/

今回の学会で坂下さんが発表される研究は,「線虫のNaCl化学走性及びfood-NaCl連合学習におけるγ線照射効果」というタイトルで,D3の鈴木さんがこの研究の一部を一緒に担当させていただいています.
将来的には,これらの実験結果に基づいた線虫のコンピュータモデルの構築ができればと考えています.

γ線照射実験のような実験データを,我々の研究室だけでそろえることはほとんど不可能ですが,このような形で他の研究機関とcollaborateさせていただくことでいままでにない新しい分野を切り開いていける可能性があります.
本研究室では,異なる分野の方たちと交流する積極性と異分野の研究と
自分の研究を結び付けていく発想の柔軟性を大切にして,研究に取り組んでいきたいと思っています.

共同研究者の方々に喜んでいただけるような,優れた研究成果を出し続けたいですね.

第51回 研究者の業績評価って?

2005.11.09

先週に続いて業績評価の話をしましょう.
(今日,たまたま知り合いの先生とそんな話をしましたので.)
大学の教員や公的機関・企業の研究者は,所属機関を移動したり,新しい組織に応募したりするときに,それまでの研究業績を評価されます.
ここでは,大学教員のpromotionを例に,どのような審査が行われるのかについて簡単に説明します.

もちろん,研究業績評価以外にもいろいろな評価項目があるのですが,ほとんどの部分は研究業績で決まると言っても過言ではありません.
研究業績は,
・博士学位論文
・学術雑誌掲載論文
・国際会議発表論文
・著書
・解説
が基本ですが,最近では上記に加えて,
・受賞
・特許
・取得した研究費
・学会活動(役員等)
を評価する場合が多いです.

特に,学術雑誌掲載論文,国際会議発表論文に関しては,修士課程修了相当年齢(24歳)以降の研究年数で割った年平均出版件数を算出します.
(学術雑誌掲載論文については国際誌と国内誌に分けて計算.first authorの件数を評価する場合もある.)
最近では,論文掲載誌のImpact factorやCitation indexによる引用回数の評価も一般的になりつつあります.

以上のデータをもとに,同じ専門分野で同職位の全国の研究者との業績比較を行います.
No.1になる必要はありませんが,それぞれの大学に応じた順位に入っている必要はあります.

純粋に客観的なデータ(エビデンス)に基づいた評価ですね.
もちろん,いずれの項目とも,一朝一夕に業績を増やそうと思って増やせるようなものではありませんので,1年1年の積み重ねが大切です.

結局,組織や出自,学歴や職歴ではなく,個人の純粋な研究業績が評価される点に注意してください.
自分の力で自分の将来を切り開いていくことができるのです.
実力がある人にはいくらでもチャンスがあります.
大学の研究者はほぼ100%,研究が大好きで,研究がやりたくて仕方がない人たちです.
自分の好きなことを職業にして,しかもそれが評価されるなんて,こんなに幸せな職業はありませんね.

研究が好きな人は,研究者を目指してみてはいかがでしょうか?
おもしろいですよ!!

第50回 自分のCV(curriculum vitae)を作ってみよう!

2005.11.02

「履歴書」というと,なんだか就職用の書類のようですが,自分自身の特徴を確認したり,足らない点を認識したりするのに役立ちます.

たとえば,CVに,普段,あまり目にしないようなことや同じことを書いている人が他にはいないようなことが書いてあると,非常に魅力的です.
身近な例で言えば,学会賞の受賞歴,海外の大学への留学歴,各種資格(当然,取得が困難なものに限りますが)などが書かれていると驚きます.
もちろん,学生であれば,論文出版,国際会議や国内会議での発表,中国でのインターンシップ経験,企業との共同研究プロジェクト参加歴などは,一般的な学生のCVには書かれていないでしょうから,非常に魅力的です.

研究者の場合は,学歴,職歴,資格はもちろんのこと,学術雑誌等論文・国際会議発表論文・学会誌等解説論文・著書・特許などの研究業績 (注:国内学会発表は評価されません),受賞歴,学会役員歴,研究費取得歴,教育実績などをCVに書きます.
博士号取得者になると,メインの研究テーマに関する業績はもちろんのこと,それ以外のいろんなテーマに関する業績があると非常に魅力的です.
広い分野をカバーし,かつ特定の分野に関する深い専門性が伝わりますし,いろんなテーマにチャレンジしていく積極性や柔軟性も読み取れます.
さらに,共同研究業績があれば,他の人とチームを組んで研究を進めていくことができる協調性も伝わりますね.

CVをみると,いい意味でも悪い意味でも,その人の能力を簡単に評価することができます.
なぜ,CVに説得力があるのか?
それは,書かれている事項が事実に基づく客観的なデータに限られるからです.
主観的なものは説得力に欠けますが,エビデンスに裏付けられた客観的なデータは非常に強力です.

来春,就職活動を行う予定の人はもちろんですが,それ以外の人たちも自分自身のCVをチェックしてみてはいかがでしょうか?
自分の魅力や足らない点を再認識し,人とは違う自身のセールスポイントを明確にすることができると思いますよ.

第49回 2005年度後期のグループパーティはアクアサンタで開催します.

2005.10.26

http://www.pressnet.co.jp/2005_07/0730_19.shtml

本研究室では,研究室全体でのパーティ(新歓,前期終了,忘年会,卒業記念の4 回)以外に,前期と後期に各グループ1回ずつ,懇親パーティを開催しています.
2005年度前期には,例年通り,辻宅で学年ごとのパーティを開きました.
恒例の植野洋美さんのピアノ演奏も素晴らしく,非常にたのしかったですね.

2005年度後期パーティは各グループごと(各部屋ごと)に,レストラン「アクアサン タ」で開催することにします.
実は,生体グループに関しては,社会人Drの羽田君が来学した9月28日にすでに行いました.
このあと,残りの人たちをほぼ部屋ごと3グループに分けて,開催する予定です.

アクアサンタのオーナーシェフの藤本さんは,イタリアのジェノバで修行をされており,本格的なピッツァやジェノバ料理が楽しめます.
すでに,たびたびお世話になっており,裏メニューや無理な注文にも対応していただいています.
ジェノバに住んでいた私の目から見て,間違いなく日本でトップクラスのクオリティです.
小さなお店ですが,十分,楽しめ ると思いますよ.
みなさん,お楽しみに!

第48回 ゼミ発表評価シートをリニューアルしました

2005.10.19

本研究室では,毎週,学生の研究発表を学生たち自身で評価するという試みを続けています.
評価項目は以下の6項目で,A4用紙1枚に発表者5名分の評価点を記入(記名式)するとともに,質問,コメント,感想などを自由に記入することができます.

1 視聴覚・情報機器の使い方は効果的でしたか.
2 発表者の声,話し方は聞き取りやすかったですか.
3 理解すべき重要な箇所が強調されるなど,発表の説明はわかりやすかったで すか
4 発表に対する発表者の熱意を感じましたか.
5 研究内容は興味深いものでしたか.
6 総合的に判断して,この発表に満足しましたか .

アンケート結果は毎回集計し,評価点(評価者全員の平均点),得点率(%)を計算し,発表者の名前は伏せて公表するととももに,発表者本人には自身の得点を知らせ,他の学生が記入した評価シート(評価者の名前は削除)を渡します.

ゼミ終了後に評価シートを回収し,まず3名の教官が各学生の評価シートをチェックしてから集計をするのですが,毎回,的確かつ重要な指摘を非常に小さい文字で評価シートにびっしり書き込んでくれている人が多く見られ,いつも驚かされます.
記入のための時間をほとんど設けていないにもかかわらず,多くの人が真剣に評価をしてくれている様子が伝わってきます.
そこで,今回,評価シートを改定し,発表者3名分をA4用紙1枚にして,自由記入欄を少し大きくしました.
また,これまでは0〜4の評価点を,1〜5の5段階j評価に変更するとともに,提出締め切りをゼミ終了後約2時間(通常は14:00)に延長しました.

自分の発表を聴いて他の人がどう思ったのかを知ることは,非常に大切です.
もちろん,納得できることだけでなく,納得できないことも書かれていると思います.
しかし,納得できないことも,自分の発表を聴いた人が感じた真実です.
そこに書かれていることを次回以降の発表の際に参考にするとよいと思います.

一方,他人の発表を評価するためには,その発表に真剣に耳を傾け,その内容を短時間のうちに的確に理解する必要があることはもちろん,発表者が気がついていない有益な指摘ができるかどうかが問われていると
思います.
評価者自身の力を知る重要なバロメータになると思いますので,自分自身にプレッシャーをかけながら他人の発表を聴くとよいと思います.

さて,あなたの発表は何点でしたか?

第47回 CHRIS2(仮称),製作決定!

2005.10.12

万博出展でおなじみのCHRISですが,このたび2号機製作に着手することになりました.
現行機で問題になっていた後輪とフェンダー部分の接触,肘掛の高さなどの問題点を改良するとともに,今後,1号機との協調制御,CHRIS間のコミュニケーション機能を研究開発していくうえで,研究のプラットフォームとしての役割も担っています.

現在,柴先生,江口君,梅津君を中心に開発作業を進めていますが,製作には1号機同様,多くの方にご支援いただいています.
特に,大学の近くにある(株)オーエイプロト の大坪社長,宮迫部長,元寺部長にはお世話になっています.

一見,本研究室の研究内容とはかなり異なっているように見えるかもしれませんが,実は根底に流れている考え方や仕事の進め方はほとんど同じといってもよく,また技術的にもかなり多くの点が共通していると思います.
人事担当の方からのご意見もみなさんの役に立ったのではないでしょうか.

http://www.oaproto.com/

実際に製作を担当していただいている元寺部長は,平成12年に中央職業能力開発協会の高度熟練技能者の認定を受けられた方で,日本でも有数のアルミ板金の技能者です.
高度熟練技能者は,「機械では代替できない高度な技能を駆使して、高精度・高品質の製品等を作り出すことができる技能者、または機械が作り出す製品と同等以上の高精度・高品質の製品を作り出すことができる技能者」と定義されており,認定を受けるためには極めて高い技能が要求されます.このような方に製作していただけるとは,本当にありがたいことですね.
感謝!
CHRIS2の製作は年内完成を目指して鋭意進行中です.
完成をお楽しみに!

第46回 三井化学岩国大竹工場を見学しました.

2005.10.05

http://www.mitsui-chem.co.jp/corporate/cop_k05.htm

日本初の総合石油化学工場として知られる三井化学岩国大竹工場を訪問しました.
敷地面積約100万平方メートルという広大な工場内をバスで回り,ボトル用PET樹脂,ペリクル製造プラントなどを見せていただきました.
いずれも非常に興味深く,巨大なアートのような化学プラント,クリーンルーム内のペリクル製造工程などが,特に印象に残りました.

一見,本研究室の研究内容とはかなり異なっているように見えるかもしれませんが,実は根底に流れている考え方や仕事の進め方はほとんど同じといってもよく,また技術的にもかなり多くの点が共通していると思います.
人事担当の方からのご意見もみなさんの役に立ったのではないでしょうか.

今回の見学は,三井化学から本研究室に科目等履修生として内地留学中の大原さんのお世話で開催することができました.
完璧なオーガナイズで,非常によかったです!
全体ゼミでの事前紹介のプレゼンテーションも,みんなの予備知識をつけるのに役立ったと思います.
ご苦労様でした.
またチャンスがあればぜひ訪問したいと思います.
(帰りの錦帯橋見学も楽しかったですね!)

第45回 2005国際ロボット展に参加します.

2005.09.27

http://www.nikkan.co.jp/eve/05ROBOT/

愛・地球博に参加したCHRISが,今度は2005国際ロボット展(2005.11.30-12.3)に参 加することになりました.
この展示会は今回で16回目(隔年開催)を迎える,ロボット関係では「世界最大のトレードショー」で,
ロボットメーカーおよび関連企業が東京国際展示場(東京ビッグサイト)に集結します.
CHRISはNEDOロボットプロジェクトのチームで,非製造用ロボットと応用システムを展示するエリアである「サービスロボットゾーン」において展示される予定です.
このチームは,愛・地球博で展示されたNEDOロボットプロジェクトのロボット約20体で構成されており,その一員に選ばれたことはたいへん名誉なことと思います.

当初は日程上の問題から参加を見送る方向で検討をしていましたが,どうしても参加 して欲しいという強い要請を受け,またマクロデータの三戸田社長が全面的に協力してくださるということで,最終的に参加に踏み切りました.
実はこの展示会の開催中に,国内学会と国際学会への参加・研究発表,日本人間工学会中国・四国支部大会の主催,AO入試などの予定が重なっており非常に厳しい状況で すが,せっかくの機会ですのでいい展示ができればと思います.

国際ロボット展には,M1の江口君,島君,杉山君が参加してくれます.
もちろん,筋電組をはじめ,研究室全体でサポートできればと思います.
CHRISには出展依頼が相次いでおり,うれしい悲鳴を上げています.
これも筋電組の研究成果が認められた結果と思います.
新しい経験を得ることができる絶好のチャンスです.
愛・地球博以上の成果を目指して,がんばりましょう!

第44回 第23回日本ロボット学会学術講演会,IFIP 4th International Conference on Entertainment Computingに参加しました.

2005.09.21

日本ロボット学会学術講演会ではM1の松下和寛君が,International Conference on Entertainment Computingでは島圭介君が,それぞれ研究発表を行いました.

松下君は「リハビリテーションロボティクス」というタイトルのオーガナイズド・セッションで,同セッションの他の発表者はすべて大学教官や研究者,非常に大きな会場,しかも発表直前の機材トラブルでPC変更を強いられるという数々のプレッシャー?にも負けず,すばらしい発表をしてくれました.
夏休みの間,この発表のために実験を繰り返し,データを解析した成果がよく出ていたと思います.
研究内容もしっかりまとめれば,研究論文として投稿できるでしょう.
がんばってください!

島君は”Advanced Interaction Design”というセッションで,これまた非常に大きな会場で,しかも初めての国際会議にもかかわらず非常にいい発表をしてくれました.
質疑応答にも英語で果敢に取り組んでいました.
会場での評判も非常によかったと思います.
実際, ポスター発表ではなくオーラル発表,しかもロングプレゼンテーションに選ばれたというのは,査読時の評価が非常に高かったことを裏付けています.
島君は,自分から国際会議での発表を希望し,”Entertainment Computing”という本研究室としてははじめての分野の学会に挑戦してくれました.
本当にすばらしいと思います!

人間だれでも,「新しいことにいろいろチャレンジしたい」という気持ちと「面倒なことはやりたくない」という気持ちの両方を持っていると思います.
私自身は,たとえ何歳になっても,消極的で後ろ向きな気持ちに負けることなく,積極的に前に進んでいく気持ちを持ち続けていきたいと思っています.(よく負けそうになりますが・・・)

学会シーズンに向けてよいスタートが切れました.
これから発表する予定の人たちも今回の二人に負けず,しっかりがんばってください.
また,学会や見学会,展示会等で発表してみたいと思う人は遠慮なくどんどん申し出てください.
私たちの研究室では,そういう積極的な人をできるだけサポートしたいと思ってます.

第43回 本日より平成17年度後期全体ゼミを開始しました.

2005.09.14

大学院を受験した4年生のみなさん,おつかれさまでした.
今年度は,研究室内の4年生全員合格という快挙で非常に良かったです!
安心しました.
みなさんの努力の成果と思います.おめでとう!!

これから年末にかけて,いよいよ研究活動が本格化します.
博士論文,修士論文,卒業論文をまとめる予定の人たちはそれぞれのスケジュールにしたがって早め早めに進めましょう.
中間発表や学会発表を目標に,自分なりの締め切りを設定して進めるとよいと思います.
M1は,修論の内容を明確かつ具体的にしていくとともに,就職を考えている人はしっかり準備をしておいてください.

また,秋から冬にかけて,各種学会発表,日本人間工学会中国・四国支部大会の主催,展示会への参加,研究室見学会の開催など,行事が続きます.
研究室外部の方たちに我々の研究成果を披露し,しっかりとした情報発信ができるよう,研究室全体で取り組んでいければと思います.

では,後期もどうぞよろしくお願いします.

第42回 2005年度生体システム論研究室前期全体ゼミ,終了しました.

2005.08.01

あっと言う間に8月を迎え,前期全体ゼミも終了です.
今年は万博への出展等があり,たいへんだったと思いますが,全員,よくがんばってくれたと思います.
いろんなことがありましたが,結果はすべてよかったですね!!
これだけアクティビティが高い研究室も珍しいのではないでしょうか.

また先週の金曜日は恒例の食事会を開きました.
参加者はゲストを含めて総勢53名と,すごい人数でした!楽しい時間を過ごせてよかったです.

さて,今週から夏休みです.
4年生の進学希望の人たちはくれぐれも夏の誘惑に負けず,しっかり受験勉強をお願いします.
ぜひ,全員,そろって合格してください!
院生のみなさんは,それぞれ課題を明確にし,有意義な時間を過ごしてください.
特に,ドクター,M2の人たちは研究を一気に進められるといいですね.

この議事録もしばらくお休みで,次回は9月15日の予定です.
ではみなさん,良い夏休みを!
(風邪など引かないように・・・)

第41回 2005年度第1回卒業論文中間発表会を行いました.

2005.07.29

4年生のみなさん,おつかれさまでした!
前回のゼミ発表から,わずか1ヶ月あまりの中間発表でしたが,全員,非常によかったです.
とても,夏休み前とは思えない完成度でした.
この時期の卒論中間発表としては驚くべきクオリティで,すぐにでも学会で発表できそうなレベルの高さでした.
すごいですね!
また,話し方やスライドの使い方も概ね適切だったと思います

指導をしてくれた院生の人たちもごくろうさまでした.
各グループともしっかりサポートしてくれている様子が伝わってきて,よかったです.
直接,関わっていない院生の人たちも,今日の結果には驚いたのではないでしょうか.

以下,本日のアンケート結果です.
1問4点×6問=24点満点で,全評価者37名の平均点です.
今回の中間発表会で発表した4年生 9名の点数は, 20.2, 20.1, 19.7, 19.3, 19.0, 18.9, 17.8, 17.8, 16.9で,得点率はそれぞれ 84.0, 83.9, 81.9, 80.3, 79.3, 78.9, 74.2, 74.1, 70.5 % でした.
発表評価アンケートに書かれているコメントも参考にするといいと思います.
いい点を指摘してくれているものよりも,よくない点を指摘してくれているものが貴重と思います.
次回の発表時や今後の研究に活かしていけるといいですね.

この1ヶ月,みんな,中間発表に向けて,急いで研究を進めてきたものと思います.
今日の発表の結果を詳細に分析し,卒論のストーリ,今後の課題を再度,確認しておくとともに,これまでに作成したソフトやハード,計測したデータ,文献等を,しっかり整理しておくといいでしょう.
特に,進学希望の人たちは大学院入試が終わるまで,しばらく研究は中断することになると思います.
9月からスムーズに再開できるよう,しっかり整理しておいてください.

今年は秋から冬にかけて開催されるいろんな学会で,4年生全員,研究発表を経験してもらおうと思っています.
先輩たちのように,ぜひ,賞がもらえるようないい発表を目指してください.
みなさんなら十分可能と思います.
がんばってください!

第40回 2005年度第1回修士論文中間発表会を行いました.

2005.07.26

M2のみなさん,ごくろうさまでした!
この時期に修論中間発表会を設定したのは,今回がはじめてです.
狙いは以下の2点です.
一つは,夏休み前に全体のストーリを確認しておくことにより,課題を明確にすることができ,夏休み期間中に集中して修論を進めることができるということ,それから二つ目は,スタートを早く切ることによって今年こそ早めに余裕を持って修論を完成させて欲しいという点です.
例年,締め切り前がたいへんな状況になる(一部の人ですが・・・)ので,今年こそ,全員,余裕を持って終わらせましょう!

早めの中間発表にもかかわらず,全体的によかったと思います.
何名かはかなり進んだ発表をしてくれましたし,プレゼン能力は全員,かなり上達したと思います.
内容的にも,全員,非常に魅力的な研究をしていると思いますし,これまでにできた点,これからやらなければならない課題もかなり明確になったと思います.

各自,もう一度,自分の研究のセールスポイントをしっかり考えてください.
まずはそのポイントを磨きあげ,全体のストーリを一通り完成させるといいでしょう.
特徴さえ明確になれば,あとの部分はいろいろ工夫できると思います.
もちろん,他の人の発表と自分の発表を比較し,自分の研究内容,発表能力を客観的に再チェックしてみることも重要です.

複雑システム工学専攻の修士論文中間発表会は11月12日(土)です.
あと3ヶ月余り,みなさん,より高いレベルの研究発表を目指して,がんばってください!

第39回 教養ゼミの発表会を行いました.

2005.07.12

7月8日(金)に,本研究室の教養ゼミに参加している1年生9名に,ゼミの成果を発表してもらいました.
中山徹君,西川雄也君が『情報処理系 〜ロボットに知能を持たせる〜』,渕上真吾君,山下瑛君が『感覚系 〜人の感覚のしくみと工学センサへの応用』,小池輝幸君,篠崎康平君,徳田裕美さんが『運動系 〜人の動きのしくみとロボットへ
の応用〜』,高山知大君,吉岡由香さんが『循環器系 〜体内検査用医療機械の現状〜』と題して,PowerPointを使った発表を披露してくれました.

今年の教養ゼミの世話は,D1の平野君を中心に,リサーチ・アシスタント,ティーチング・アシスタントの院生の人たちが担当してくれました.
中間発表の様子を聞いて少し心配していたのですが,9名ともいい発表をしてくれたと思います.
特に,何人かは発表内容,発表態度とも特に優れていましたね.
質問にうまく答えていたのも印象に残りました.
彼らにとっては,非常にいい経験になったと思います.
担当してくれたRA,TAのみなさん,ごくろうさまでした.

1年生でも研究室に入ってしっかり研究すれば,十分,いい研究ができるんじゃないかと思います.
むしろ若い分,いろんなことが吸収できていいかもしれません.
何事もできるだけ早い時期に取り組むのが大切かもしれませんね.
今月末は修論,卒論の中間発表会です.
みなさん,1年生に負けないよう,しっかりがんばってください!

第38回 7月22日(金)にA-life関係の研究会を行います.

2005.07.04

共同研究者の大竹久夫先生(大阪大学),滝口 昇先生(広島大学大学院先端物質科学研究科)の研究グループと本研究室のA-lifeグループ,さらに関係する研究者の方々が集まり,情報交換会を開催することになりました.
生物研究と電気・電子・システム・情報工学研究を融合する新しい研究分野の開拓を目指したこの共同研究も,キックオフから約10年が経過し,計測自動制御学会や日本設計工学会の特集号にinviteされるなど多くの研究成果をあげることができました.
生物と工学を融合した分野が,今後,ますます重要になっていくことは確実であり,関連する知識,スキルを身につけた人材が求められることになると思います.
その意味で,生物に関する知識を少しでも身につけておくことは,工学分野の研究者にとって大きな武器になると思います.

本研究室では,本来の専門である電気・電子・システム・情報工学にとどまらず,機械工学や医療・福祉,スポーツサイエンス,生物学,脳科学,心理学などなど,他の分野との融合を目指した新しい研究分野を切り開いていきたいと考えています.
21世紀の科学技術の発展にはこのような新しい研究分野の開拓が必要不可欠です.
生体システム論研究室では今後も,ひとつの分野にこだわらず,さまざまな新しい研究にチャレンジしていく姿勢を持ち続けたいと思っています.

今回の情報交換会の情報は以下のとおりです.

[動物行動と脳神経活動の計測に関する情報交換会]

平成17年7月22日(金)午後1時00分〜3時45分
先端物質科学研究科・先端科学総合研究棟603W号室

第37回 プロトタイプロボット展,終了しました.

2005.06.28

http://www.bsys.hiroshima-u.ac.jp/expo/index.html

一般公開は6月9日(木)~6月19日(日)でしたが,セッティングと撤収までを含めると約 2週間という長期間の出展でした.

セッティングからリハーサルまでは,柴先生はじめ現場スタッフの努力のおかげでなんとか順調に進みましたが,一般公開が始まった9日以降,多くのトラブルに見舞われました.
展示を行うステージを他のチームとシェアしていたため,デモのたびに機材の準備や片付けが必要だったこと,デモ開始までの準備時間が短かった(最短で5分)こと,バックヤードとステージ間の連絡が困難だったこと(バックヤードからステージが見えない,聞こえない)に加え,一般公開開始直後でデモのコツがまだつかめていない時期に,テレビや新聞,雑誌などの取材が重なってしまい,十分なデモ準備ができなかったことなどが主な原因でした.
また,スタッフが宿泊していたホテルから万博会場までが遠く,その上,交通機関が非常に混雑していたこと,万博会場の入り口ゲートから展示会場であるモリゾー・キッコロメッセまで徒歩で30 分近くかかり,折からの暑さと寝不足で現場スタッフの疲労もピークに達していました.
特に,機材搬入からの約4日間,現場スタッフはほとんど寝ていない状態でした.

展示会でも研究でも同じですが,大なり小なり,トラブルは必ず起こります.
大切なことは,どんなトラブルにも必ず原因があることを意識し,その原因を一つ一つ根気よく解明し,再発しないよう対策を講じることです.
たとえ,人間のミスであっても,ミスを誘発する原因は必ず存在するのです.
M2の荻野君,船曳君,齋藤君を中心に,現場のすべてのスタッフがトラブルの原因を必死で考え,さまざまな対策を 実行していきました.
6月11日(土)からは,万博会場の学生スタッフのリーダー(M2の3人)がデモ報告メールを研究室に配送してくれました.
この報告メールは,デモの問題点を客観的に見直し,その原因を追求する際に非常に役に立ちましたし,万博会場と研究室との間の情報の交換と共有にも,一役買っていました.
まるで実況中継を聞いているようで,ハラハラドキドキ,臨場感があっておもしろかったですね!

みなさんの努力のおかげで,6月13日(月)から会期終了までの1週間はトラブルやミスもほとんどなくなり,十分なデモを行うことができました.
特に最後の3日間くらいは順調で,はじめての学生スタッフがデモに挑戦したり,子供にCHRISを試させたり,いろんなことを試みる余裕が生まれました.
最後の週末には,いつも研究に協力していただいている藤田和幸さんと古跡博美さんがご家族とともに会場に来てくださりました.
また,卒業生の岩原君,島崎君,藤田君,辻村君,石井君,名古屋在住の羽田君,それから,以前に研究室を訪問してくださった知り合いの方々も,会場に駆けつけてくれました.

6月19日(日)16:00には一般公開が終了し,その日のうちに機材を搬出,撤収し,翌日,研究室に機材が戻りました.
学生スタッフがただちに機材を組み立て,全装置の動作をチェックし,問題がないことを確認してくれました.

これで,約2週間にわたる万博展示が終了しました.
関係者のみなさん,本当におつかれさまでした.
研究協力者であるマクロデータの三戸田さん,追坂電子機器の吉野さんには,特にお世話になりました.
今回のプロジェクトに関わってくれた研究室の学生の人たち,M2の荻野君,船曳君, 齋藤君をはじめ,M1の江口君,島君,白石君,杉山君,村上樹里さん,村上洋介君,吉久君,B4の重藤君,高田君,体力的にも精神的にも大変だったと思いますが,本当にみんなよくやってくれたと思います.
また,CHRISデザイン面を一手に引き受けてくれた筑波大学の梅津君や”CHRIS in Living”という新曲をはじめ音楽面を担当してくださった作曲家の植野洋美さん,バイオリモート研究会メンバーの方々,多くのサポートをしてくれた研究室のみなさんをはじめ,ご協力いただいたすべての方々に心から感謝します.
どうもありがとうございました!!!

今回のプロトタイプロボット展,結果的には多くの人たちに喜んでいただくことができ,やりがいがある2週間でした.
この経験を糧に,次のステップに向けてさらに研究を進めていきましょう!!
プロトタイプロボット展で表現した未来を現実のものとするために.

第36回 プロトタイプロボット展,開催中です.

2005.06.13

http://www.nedo.go.jp/expo2005/robot/prototype/

6月6日(月)に機材を発送,7日(火)夜に搬入・セッティング,8日(水)のリハーサルをはさんで6月9日(木)9:00に開幕しました.

開幕日には数多くの取材があり,午前中はNHKスペシャルの取材で評論家の立花隆さんが来場され,実際に筋電操作を体験されていました.
残念ながら,あまりうまくはいきませんでしたが,システム自体には興味を持っていただきました.

午後には,広島テレビ,中京テレビ,NHK,外務省と取材が続き,機材の不調と準備時間の不足で一日中,右往左往していました.
最後のNHKの取材が終わったのが夜の11時過ぎ(私は早退しましたが・・・).
研究室の展示スタッフは朝7時頃には会場に集合していましたから,たいへんな一日で
した.
プロトタイプロボット展の様子は,6月10日(金)20:00-20:47に,NHK総合テレビで放送されました.
後半で,アナウンサーがエージェントを操作する場面が紹介されました.

筋電組の人たちはみんなで協力して機材の準備,発送を行ってくれました.
特に,現場で搬入からセッティングを担当してくれた船曳君,齋藤君,江口君,村上君は,何日もほとんど寝ずにがんばってくれました.
それからシステムの初期不良に対応してくれた荻野君,杉山君,島君も,たいへんだっと思います.
また,マクロデータの三戸田さん,追坂電子機器の吉野さんには非常にお世話になっています.

一般公開は,6月19日(日)まで続きます.
見学に来てくださったお客さんたちのために,またこれまでたいへんお世話になった関係者の皆様のためにも,できるだけいい展示ができればと思います.

あと1週間,体調に気をつけてがんばりましょう!
(今度は撤収がたいへんそうですが・・・)

第35回 6月4日(土)に行われた第二類講座対抗駅伝で,生体システム論研究室のチームが見事,優勝しました!!

2005.06.06

今年度も研究室から2チーム(モリゾーチームとキッコロチーム)が出場し,全35チーム中,1位と15位という見事な成績をおさめました!
賞状画像はこちらから

しかも,0区の大原さん,1区の重藤君,4区の糠谷君,6区の梅田君,7区の高田君と,5人が区間1位の成績で区間賞を獲得しました.
すごいですね!!

4年生の梅田君が結果をまとめてくれましたので,以下に引用しておきます.
みなさん,おめでとう!!
そして,おつかれさまでした.

———————-

第二類講座対抗駅伝の結果報告&応援感謝

みなさま

梅田です。
昨日行われた二類対抗駅伝の結果を報告させていただきます。

総合成績
キッコロチーム…優勝
モリゾーチーム…15位
区間賞
0区…大原
1区…重藤
4区…糠谷
6区…梅田
7区…高田

また応援に来てくださったみなさま、走っていただいた先輩方どうもありがとうございました。
このような良い結果が得られたのもみなさまの協力のおかげだと思います。
本当に感謝いたします。
来年度もまたこのような良い結果が残せたらいいと思います。
お疲れ様でした。

———————-

第34回 平成17年度第1回修士論文・卒業論文中間発表会のお知らせ

2005.05.30

中間発表会を以下のスケジュールで行います.

7/25(月) 9:30-  修士論文中間発表会(7名)
7/29(金) 9:30-  卒業論文中間発表会(9名)

発表時間は14分,質疑応答は5分とします.
詳細なプログラムは後日,公開します.

発表では,
研究背景,関連研究のサーベイと問題点,本研究の目的,提案法の詳細と特徴,実験の方法・結果・考察,まとめ,今後の課題と予定について,自分の研究のオリジナリティとセールスポイントを明確にしながら説明をお願いします.
説得力があり,かつ分かりやすい発表を期待しています.

中間発表会は,自分の研究テーマを再認識し,その内容を確認するいい機会になると思います.
まずは,頭の中で,自分の研究をじっくり組み立ててみてください.
これは,いつでもどこでも,短い時間でもできることですし,自分で研究を組み立
て,理想像を描くことができる楽しい作業だと思います.
オリジナリティとセールスポイントを意識しながら何度も考えているうちに,取り組むべき課題が明確になってくるでしょう.
考察したことは,研究の全体構成に沿ってフローチャートやスクリプトの形で整理しておくといいと思います.
研究の全体像を明確にすることができれば,研究論文や発表のあらすじを作成したことになりますね.
あとは細部に肉付けし,化粧を施して全体を磨いていけばいいでしょう.

モデル化やプログラム作成,実験といった研究の具体的な作業を進めながら,上述のプロセスを何度も
繰り返すうちに徐々に頭の中が整理されていくと思います.
もちろん,他の人たちとの議論をできるだけ頻繁に行うことが大切です.
できるだけ,第三者の立場に立って,「何が新しいのか」,「どんな利点があるのか」という点を厳しくチェックしてください.
もちろん,研究の「面白さ」も非常に大切な要素ですから,あまり無難にまとめすぎないようにしたいですね.

中間発表まであと2ヶ月.魅力的な発表を期待しています.

第33回 高松で開催された The First International Conference on Complex Medical Engineering (CME2005)に参加しました.

2005.05.23

http://biomecha.eng.kagawa-u.ac.jp/CME2005/

CME2005は,工学(特にロボティクスに関わる分野)と医学を融合した新しい研究分野の活性化を目指した国際会議で,本研究室からは3件の論文を発表しました.
工学寄りの研究と医学研究の間にはまだまだ距離があるようにも感じられましたが,いま,世の中でもっとも発展が期待されている分野のひとつであり,今後,このような工学と医学,生物学,医療・福祉を
融合させた分野が発展していくことは確実です.
本研究室で取り組んでいる研究テーマはいずれもこの分野に関連しており,その意味で非常にやりがいがあり,かつ従来研究の蓄積が比較的少なく,大きなチャンスに恵まれていると思います.

このような新しい分野でのパイオニアを志す人は,まずは博士号の取得を目指すとよいと思います.
大学・高専の教員や公的な研究機関の研究員になるにはもちろんのこと,最近では民
間の大企業に所属する研究者になるためにも,博士号を取得していることが必要条件になりつつあります.
博士号を取得しているということは,研究者に必要とされる知識と能力を備えているという証明であるとともに,研究者としてスタートを切れるだけの研究業績を有しているという証でもあります.

研究者ほどおもしろく,楽しく,またやりがいがある職業はないと思います.(もちろん,これは「私にとっては」という意味ですが.)
一人でも多くの才能ある若い人たちが研究者となり,この新しい分野の研究を進めてくれることを願っています.

第32回 5月20日(金)に2005年度生体システム論研究室新歓コンパを行います.

2005.05.17

以前にもお知らせしましたように,今年度は4年生9名,学外からのM1 3名,社会人ドクター1名,科目等履修生1名,計14名のメンバーが研究室に新たに加わってくれました.
少し遅くなりましたが,平成17年度の新歓コンパを5月20日(金)に行います.
研究室内の学生はもちろんのこと,共同研究者のみなさまの参加も大歓迎です.

新しく参加した人たちにとっては,研究室の教官や先輩たちと親睦を深めるとともに,さまざまな情報交換をする絶好の機会です.
研究のことに加えて,将来のことやものの見方,考え方など,先輩たちと積極的に意見を交わすとよいでしょう.
多くの人と話をし,さまざまな人の考え方に触れること,そして自分自身のあり方や理想について思いをめぐらせることが大切と思います.
もちろん,在学生が新加入の人や後輩たちから教えられることもたくさんあるでしょう.
互いに刺激しあい,高めあうことができるといいですね

第31回 有意義なゴールデンウィークを過ごせましたか?

2005.05.10

今日から5月の全体ゼミです.
今年のゴールデンウィークはカレンダーにも恵まれ,溜まっている仕事を片付けたり,リフレッシュしたりするには絶好の1週間でしたね.

あっという間に5月も中旬に近づき,夏休みまで残り3ヶ月を切りました.
つい先日,新年度を迎えたばかりと思っていたのに早いですね.
全員,夏休みまでにはなんらかの成果を出し,研究に一区切りつけるつもりで集中してがんばってください.
Drの人たちは,それぞれの研究計画にしたがって進めてください.
M2は,全体ゼミでの修論中間発表に向けて,ペースを上げましょう.
M1は昨年度の卒論のまとめと修論への準備をお願いします.
B4は7月末に卒論中間発表会を行おうと思いますので,がんばってください.

これからの3ヶ月間は非常に大切な時期だと思います.
4月にたてた今年度の研究計画を再チェックするとともに,夏休みまでの目標を明確にし,いろんなことに挑戦しながら研究を進めていくといいでしょう

 

第30回 システム神経生物学スプリングスクール(SNSS 2005)

2005.04.25

D3の鈴木さんが,3月5日〜7日に開催されたシステム神経生物学スプリングスクールに参加しました.
以下は,その概要です.

春休みに奈良先端科学技術大学院大学主催のシステム神経生物学スプリングスクール (Systems Neurobiology Spring School 2005,SNSS 2005)に参加してきました.

■スクールの概要
このスクールは,脳神経系の全体像を分子から行動に至るシステムとして理解する「システム神経生物学」分野の人材育成を目的としたもので,計算論的神経科学における数理モデル研究,分子生物学・神経生物学における基礎生物学研究について,世界の第一線で活躍されている国内外の6名の研究者による講義が3日間の日程で行われました.
講義に加え,小グループに分かれて自由研究をして最終日に発表するという試みも行われました.
参加者は生物系,医学系,工学系の学部から博士課程までの学生を中心に20名ほどでした.
期間中は,参加者全員が同じ施設に滞在し,各自の研究紹介の時間や懇親会等もありました.
スクールを通じて,「疑問はその都度解決する」という参加者共通の姿勢が,非常に素晴らしいと感じました.
講義中には活発に質疑応答が行われ,そこからさらに話が広がるというようなことがしばしばありました.
私自身は,初めて触れる生物学の内容が多く,それらをフォローするのに精一杯で,講義中の中身に関する議論に積極的に参加することができなかったことが残念でした.

■改めて…
何事も「知りたい!」と思ったときが学び時ではないかと思います.
少しくらい分野が違っても,興味を持ったことには尻込みせずに挑戦してみることが大事だと思います.
特に,新しいことを始めるときにはマニュアルなどないので,自分で考えて動くこと以外に方法はないと思います.
他の分野の内容でも,自分の研究に最低限必要な知識が何なのかを見極められれば,その先は自分のフィールドでできることを考えていけばよいのだと改めて感じました.

■ぜひ!
皆さんも,もし機会があればこのような勉強会に積極的に参加してみるといいと思います.
自分の研究の周辺の内容を理解すること,研究内容をいかにして人に伝えるかを考えること,同年代の人たちや第一線の研究者の研究スタンスを知ることなどは,大学の外,分野の外を意識することにつながります.
”外”を意識すると,自分の研究への取り組み方や思い入れもまた,変わってくるように思います.

ちなみに講義はすべて英語で行われ,ディスカッションや発表も英語だったそうです.
また参加者には学部4年生も何人か含まれていたそうです!

自分のまわりの狭いソサエティではなく,外に広がっている大きな世界を意識すると,見えるものが違ってくると思います.
より高いレベルを目指して研究を進めたいものです.

第29回 「愛・地球博 プロトタイプロボット展」開催迫る!

2005.04.18

以前にもお知らせしましたが,「愛・地球博」で開催されるプロトタイプロボット展への参加まで2ヶ月を切りました.
プロトタイプロボット展は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する次世代ロボット実用化プロジェクトの研究成果を披露するもので,2020年に活躍するロボットを開発しようというものです.
本研究室からは,バリアフリーロボットエージェント「CHRIS(Cybernetic Human-Robot Interface System)」をはじめ,義手型ロボット「サイバーアーム」,バリアフリーインタフェース「バイオリモート」を出展します.

一般公開は,6月9日(木)から19日(日)までの11日間で,長久手会場のモリゾー・キッコロメッセで開催されます.
(添付ファイルはプロトタイプロボット展のイメージ図です.)
詳細なデモスケジュールについては,もう少し近づいたらお知らせしようと思います.

以前,この万博開催に対する私のコメントをコラムに掲載しましたが,私たちが参加するロボットプロジェクト
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.1/N2.1.101/
は,来場する子供たちに未来への夢を与えることができるかもしれません.
これまで見たこともないたくさんのロボットが動き回っていれば,子供たちはわくわ
くするでしょう.
「自分もこんなロボット作ってみたい」とか,「将来,ロボット博士になりたい」と思う子供もきっといるはずです.
私たちの展示がすこしでも多くの子供たちに夢と感動を与えることができればうれしいですね.

関係者のみなさん,プロトタイプロボット展まであと2ヶ月.
できるだけいいものが展示できるよう,万全の準備をお願いします.

第28回 学生による研究発表評価をはじめました.

2005.04.11

今年度の全体ゼミ改革の目玉として,今週から学生によるゼミ発表のレビューをはじめました.
現時点で用意している質問項目は以下のとおりです.

  1. 視聴覚・情報機器の使い方は効果的でしたか
  2. 発表者の声,話し方は聞き取りやすかったですか
  3. 理解すべき重要な箇所が強調されるなど,発表の説明はわかりやすかったですか
  4. 発表に対する発表者の熱意を感じましたか
  5. 研究内容は魅力的でしたか
  6. 総合的に判断して,この発表に満足しましたか
  7. コメント(自由記述)

1〜6の項目に対しては,A,B,C,Dの4段階評価にしました.
アンケートは記名式ですが,記入者の名前は削除して発表者に渡します.

すでに,大学の講義では学生による授業評価が一般的に行われています.
広島大学でも数年前から授業評価を行っており,評価結果を一般に公表しています.
http://www.bur.hiroshima-u.ac.jp/~kyoumu/hyouka/h16z/h16z-hyouka.htm
(個別科目の結果は学内限定です.)
また,先日,山口県立徳山高校で授業をしたのですが,後日,生徒たちの評価結果が
送られてきました.高校でも,生徒による授業評価がはじまったようです.

自分の講義や発表を自分で客観的に評価することは,意外に困難です.
本当は自分が発表している姿をビデオにとり,あとで見直すといいと思うのですが,なかなかたいへんですよね.
その意味で,学生の人たちの意見は非常に参考になります.
良くない点や問題点が指摘されていると,やはり次からは改善しようと思いますし,逆にいいことが書かれているとすごくうれしくなりますね.

評価の目的は,各個人,ひいては研究室全体のレベルを上げることです.
よい意見も悪い意見も相手に遠慮することなく,率直な意見を述べることが大切と思います.
評価される人もする人も,真剣勝負のつもりでお願いします.
もちろん,評価プロセスや質問項目の見直し等,いろんな意見を歓迎します.
遠慮なくお知らせください.

さてさて,あなたの評価結果は?

第27回 今年度は,4年生以外に5名の新メンバーを迎えました.

2005.04.05

まず,博士課程後期社会人選抜コースに羽田 昌敏君が入学しました.
羽田君は本研究室の卒業生で,現在,豊田中央研究所に勤務しています.
博士課程ではヒューマン・マシン・システムの解析と設計に関する研究を行う予定です.

また,博士課程前期にも他大学,高専から3名が入学してくれました.
白石大樹君,堀上正義君,吉久智之君の3名です.
3人とも本研究室を志望してきてくれたのがうれしいですね.

それから,科目等履修生として大原健児さんが本研究室に参加します.
大原さんは三井化学(株)に勤務しており,本研究室には2年間,滞在する予定です.
大原さんも本研究室への留学を希望してきてくれました.

5人とも,これまでにさまざまな経験を積んでいると思います.
研究室のメンバーと交流することにより,互いに大きな刺激や,有益な情報を得ることができるでしょう.
研究に限らず,できるだけ自分とって新しいもの,未知なるものに触れることが重要と思います.
みんなでより高いレベルを目指してがんばってください.

5月にはアメリカ留学中の曽 智君も帰国する予定です.
これで今年度のメンバーは,スタッフ6名,博士課程後期5名,前期23名,学部4年9名,科目等履修生1名の計44名の大所帯になります.
みんなで力を合わせてがんばりましょう!

第26回 今日から,2005年度生体システム論研究室の活動開始です.

2005.03.29

3月21日に卒業式,学位記授与式が行われ,本研究室からは博士課程後期2名,前期9名,学部12名の計23名が修了,卒業しました.
このうち14名は就職,進学の形で研究室に残りますので,実際に研究室を離れるのは,武田 雄策君,阿部 達也君,有田 潤君,石井 靖久君,佐々木 雅善君,下森 智君,竹村 和浩君,坪田 広明君,濱本 泰治君の9名です.
これから,それぞれの道でますます活躍されることを祈っています.

この9名と入れ替わるようにして,新4年生が研究室に配属されました.(新M1については来週,紹介します.)
新4年生は,梅田 剛義君,太田 浩司君,重藤 元暢君,高田 大輔君,藤村 直樹君,三成 貴浩君,山根 陽一君,植良 諭君,森政 瑛君の9名です(学生番号順).
全員,第一希望で本研究室を希望してくれたのがうれしいですね!
きっと,いい研究をしてくれるものと思います.
院生,共同研究者のみなさん,できるだけ4年生の人たちをサポートしてあげてください.
どうぞよろしくお願いします.

One for all, all for one.
ラグビーでよく用いられる言葉です.
こういう気持ちで,2005年度もみんなで力を合わせてがんばりましょう!

第25回 今日で2004年度の生体システム論研究室全体ゼミは終了です.

2005.03.02

今年もいろいろなことがありましたが,みんな,よくがんばってくれたと思います.

博士学位論文,修士学位論文,卒業論文発表会を通じて,みんなが本当にいい研究をしてくれていることが実感できて,とてもうれしかったです.
どのテーマも,世界レベルの研究になっていると思います.
これは,もちろん各自が全力を尽くして研究に取り組んでくれた成果ですが,同時に,自分の時間を削ってまで研究指導やサポートをしてくれた先輩たちや研究室の仲間,また本研究室にかかわって下さっている共同研究者の方々や関係企業の方々,そして被験者として協力していただいた患者さんたちなどなど,本当に多くの人たちの無償の援助があったからだと強く思います.
なんらかの形で感謝の気持ちを伝えられるといいと思います.
関係者のみなさん,今年度も本当にありがとうございました.

これで,今年度の全体ゼミは終了しますが,M2の人はそれぞれの関係者とよく協議して,最後のまとめをしておいてください.
特に,引継ぎ関係は後輩や研究室に研究テーマを託すという意味でも重要ですので,しっかりお願いします.

M1の人たちは,これからしばらくの間,就職活動と研究を平行して進めることになると思いますが,自分がやりたいことやいまやっていることのポイントを,的確かつコンパクトに説明できるようにする必要があると思います.
そのためにも,かなり詳細かつ具体的なレベルまで,修論の計画を立てておいてください.
さらに自分自身の魅力にみがきをかけ,相手に自分のよさを伝える努力をするといいと思います.

B4の人たちも,研究のまとめと整理(頭の整理も)をしっかりしておいてください.
3月18日に新4年生が研究室に配属されますので,まずB4の人たちの卒論を新4年生に読んでもらおうかと考えています.
各グループの新4年生に対する研究指導がしっかりできるよう,準備をお願いします.

社会に出る人も研究室に残る人も,本研究室で得た経験をもとに自分自身にさらに磨きをかけて,もっともっと魅力的な人間に成長し,それぞれの世界で活躍してくれることを願っています.

第24回 博士論文,修士論文,卒業論文の発表会が開かれます.

2005.02.15

明日から2月末まで,3週間に渡って発表会が続きます.
まず,2月17日(水)は卜君と武田君の博士学位論文公聴会です.

1. 日時: 2月16日(水)13:30 〜 15:30
2. 会場:第二類会議室(C-112号室)

13:30 〜14:30
発表者:卜楠
論文タイトル:Novel probabilistic neural networks for bioelectric human interfaces

(生体電気信号を利用したヒューマンインターフェースのための新しい確率ニ
ューラルネットワーク)

14:30〜15:30
発表者:武田雄策
論文タイトル:
A study on human mechanical impedance for designing human-machine systems
(人間-機械システム設計のための人間の機械インピーダンス特性に関する研究)

次に,2月22日は4年生のみなさんの卒業論文発表会です.

1. 日時: 平成17年2月22日(火) 10:20〜12:20
2. 会場:218号教室

生体システム論(12名)
糠谷 優之:人工心臓用空心型経皮エネルギー伝送システムの設計
高畑 雅史:交流モータを用いた人工心臓の経皮的駆動に関する検討
長門 智大:カプセル型内視鏡へのエネルギー伝送システムの設計
寺尾 譲:ストレインゲージプレチスモグラムを利用した血管壁インピーダン
スの推定
松下 和寛:対戦型インピーダンストレーニング支援システムの開発
神田 龍馬:仮想ステアリング装置を用いた手先インピーダンス計測
林 弘一:上肢多関節運動における手先加速度特性の解析
村上 洋介:EMG信号を利用した家庭内作業支援システム
江口 良太:生体信号を利用した電動車椅子制御 〜ユニバーサルエージェントの提案〜
村上 樹里:シェイプセンサを利用した指文字認識システムの開発
杉山 利明:EMG信号を利用した代用発声システムの開発
島 圭介:生体信号を利用したアミューズメントインタフェースの開発

最後は,M2のみなさんの修論発表会です.

1. 日時: 平成17年2月28日(月)10:00〜12:30
2. 会場:103号教室

生体システム論(9名)
平野 旭:A Model of Chemotactic Response of Paramecium Based on Electrophysiology
阿部 達也:A Study on Motion dependence of Human Impedance Perception Ability
佐々木 雅善:Manipulability Analysis of Human Arm Movements Correlated with Operational Feelingduring Manipulation of A Virtual Driving System
坪田 広明:Non-invasive Monitoring of Arterial Wall Impedance Using Indirect Blood Pressure
下森 智:A Novel Three-Dimensional Pointing Device Using Acceleration Signals
有田 潤:A Substitute Vocalization System Based on Frequency Information of EMG Signals
濱本 泰治:FPGA Implementation of a Recurrent Probabilistic Neural Network and Its Application to a Bioelectric Human Interface
竹村 和浩:Analog-Circuit-Component Optimization with Genetic Algorithm
石井 靖久:Guaranteed Cost Control for Discrete-time Uncertain Systems Using Additive Gain

できるだけすべての発表会に参加して,発表に関して気づいた点や感想,新しい研究のアイデアやヒントなどを積極的にディスカッションするといいでしょう.
互いに良い刺激になると思います.
いずれにしても,長い時間を費やした研究の総決算です.
できるだけ良い発表ができるよう最後まで,がんばってください.

第23回 2月7日の見学会,無事終了しました.

2005.02.11

参加者は日本機械学会の分科会のメンバー約10名で,全国の大学や企業の研究者の方々でした.
生体システム論研究室では,5つの研究グループがそれぞれの研究内容をデモをまじえながら説明しました.
説明をしてくれたのは各グループのメンバーの人たちですが,今回は4年生の人たちも担当してくれました.
初対面の人に研究内容を分かりやすく説明することは簡単なことではありませんが,みんな,非常によく
対応してくれていました.
何日も前からリハーサルを繰り返し,説明用のポスターやパネルを準備してくれていたグループもありました.
また,今回の見学会のスケジューリングや事前の準備も,すべてドクターコースの人たちが中心となって行ってくれました.
みなさん,ごくろうさまでした.

説明を担当してくれた人たちは,最初のうちはみんな,緊張したかもしれませんが,こういう経験を積むうちにあまり緊張しなくなり,説明はどんどんうまくなっていきます.
今回も,大学院生の人たち,それから4年生でもすでに何回か見学者や展示会に対応した経験がある人たちは非常に上手に説明していました.
見学者の人たちからも,高い評価をいただきました.
また,説明,デモだけでなく,質問に対する答えもわかりやすかったという感想もいただきました.
もしまたこのようなチャンスがあれば,みんな,今回よりももっとうまく説明できると思います.
今回,説明するチャンスがなかった人たちも,いずれそういう機会が与えられると思いますので,いつでも自分の研究成果を人に説明できるように普段からこころがけておいてください.
見学者のひとたちから,研究のヒントがいただけるかもしれませんしね.

第22回 2月7日 15:30-17:00の予定で見学会を開催します.

2005.02.01

この見学会は,日本機械学会の分科会からの依頼を受けて行われるもので,ロボティクス研究室との共催です.
生体システム論研究室では,研究室のメンバーが5つのグループに分かれて,自分たちの研究成果をデモをまじえながらプレゼンテーションしてくれる予定です.

本研究室では,研究発表や展示会,見学会などでのプレゼンテーションの機会を重視しています.
研究成果を人にわかりやすく,かつ大切なポイントをきちんと伝えることは非常に大切です.
よいプレゼンテーションをするためには,自分の研究そのものを本当によく理解していなければなりませんし,プレゼンテーションやデモンストレーションの準備を行う際,普段,見落としていた意外なことに気づいたり,次の研究につながるアイデアを思いついたりということもよくあります.
また,いつでもデモができるというのは,研究結果の信頼性,再現性が非常に高いことの証明でもあります.
100回に1回の成功例があれば,ビデオなら発表できます.
だけど,デモはできないですね.
自分の研究を,いつでもひとにわかりやすく説明できるように普段から心がけたいですね.

当日は学会の方だけでなく,学生や一般の方々の参加も歓迎します.
見学をご希望の方は当研究室までお申し込みください.

申し込みはこちらからお願いします.

第21回 今日は村上洋介君と松下君が発表してくれました.これで卒論中間発表会も終了です.

2005.01.25

二人ともハードウェア制御の実験が含まれている内容で,実際の実験の様子を撮影したビデオを使った発表は,迫力があって非常によかったと思います.
村上君のサイバーアームの制御は,これまで研究室で行ってきた研究を総括するような内容で,アーム制御の新しい可能性を示してくれました.
発表内容,実験結果ともよかったですし,対象としたタスクも面白かったです.
力の入れ具合が重要なタスクをうまく実現されており,アームもよく制御されていました.
松下君のシステムも,2軸ロボット,6軸力センサ,DSPを2台ずつ用い,しかもそれらをインターネット接続するという非常に高度な内容でしたが,見事に動作していました.
ストーンの衝
突の場面は特に迫力があってよかったと思います.
今後の展開が期待できそうですね.
二人とも,発表までの準備期間が短かったにもかかわらず,たいへん完成度の高い発表だったと思います.

これで卒論中間発表会は終了ですが,M2,B4に限らず,全員,自分の研究をいま一度チェックしてみてください.
特に,この発表会を通じて何度か指摘したように,

  • 研究のコンセプトがきちんと提示されているか
  • originalityとadvantagesが明確か
  • 圧倒的な結果が示されているか
  • 結果の客観的な評価は十分か

の4点が大切だと思います.
もちろん,すべてが完璧にオリジナルな研究なんてほとんどありませんので,その点については心配することはありません.
ただし,どこが自分のオリジナルか,今後,何をすべきかを明確にすることは非常に大切です.
今後の研究に発展していけるようなスケールの大きな研究を目指したいですね.

卒論,修論は,B4の人にとっては大学生活の,M2の人にとっては学部,大学院生活の総決算です.
自分で納得できるレベルの論文がまとめられるよう,最後まで妥協せず,ベストのものを追求してください.
論文を提出して発表会を終えたとき,いい論文が書けたなあという満足感と
100%の力を出したという達成感を心から感じることができるような研究を追求してください.
他人の評価や他の人との比較を気にするのではなく,自分が納得できるものを追求すること,これが一番大切ですね.
みなさん,自分が新しく行ったこと,自分が工夫したこと,自分が考えたことを大切にしながら,さらに
研究を進めましょう.

第20回 今日は卒論中間発表会の2日目,江口君,寺尾君,神田君が発表してくれました.

2005.01.21

3人とも非常に良い発表だったと思います.
江口君は電動車椅子が手元に届いてわずか1週間弱にもかかわらず,驚くべき完成度の発表で,よく制御されていたと思います.
寺尾君の発表内容は,今後の医学界に大きく貢献できるかもしれないようなポテンシャルを秘めており,結果も非常によかったと思います.
検証データも魅力的でした.
神田君もインピーダンス推定結果を,研究として発表できるレベルまで高めてくれただけでなく,新しい設計問題に発展する可能性を示してくれました.
今日の3人とも,十分,学会の論文として投稿できるレベルに達していると思います.

研究室内に数多くの研究テーマがありますが,我々だけの力で行っているものはありません.
たとえば,今日の3人で言えば,コンソーシアムメンバーの追坂電子機器のみなさん,医学部の先生方,共同研究者であるマツダのみなさんのお力添えによるところも大きいです.
また,発表に関して言えば,これまで同様の研究テーマに取り組みさまざまな資料を残してくれている先輩たち,それからもちろん直接,指導をしてくれている院生のみなさんのおかげでもあります.
そういった多くの匿名の協力者に感謝する気持ちを忘れずに,研究に取り組むようにしたいですね.
そして,そういった協力者の人たちの期待に少しでもこたえられるよう,自分自身の研究内容,発表内容に
100%の責任と自信を持って,さらに高いレベルの研究を目指したいものです.

つい先日,年が明けたばかりというのに,あっと言う間に1月もそろそろ下旬ですね.
時間が経つのは早いものです.
今年度の研究の区切りがつけられるよう,みんなでしっかりがんばりましょう.

第19回 少し遅くなりましたが,新年あけましておめでとうございます.

2005.01.11

本年もどうぞよろしくお願いいたします.

さて,今日から4年生の中間発表会が始まりました.
今週から3回の全体ゼミにわたって4年生の人たちが卒業研究の成果を発表します.
今日はまず,高畑君,長門君,林君の3人が発表をしてくれました.

3名ともオリジナルの工夫を入れ,理論と実験がうまくかみ合った研究内容で,非常にレベルの高い研究発表だったと思います.
質疑応答で少し答えにつまった場面もありましたが,発表内容,スライド,発表態度とも非常に
よかったです.
それぞれ,もう一歩で学会に投稿できるレベルの卒業論文を仕上げることができると思います.
ポイントは,最終的に説得力があり,かつ信頼性,再現性が高い結果を提示できるかどうかという点ですね.
最終発表に向けて,もう一息,がんばってください.

卒論発表は2月22日(火),卒論提出締め切りは2月25日(金)です.
4年生のみなさん,より高いレベルを目指し,最後までしっかり研究を進めてください.

第18回 第5回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会において,計9件の研究発表を行いました.

2004.12.22

第5回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会のホームページはこちらです.

研究発表を行ったセッションは,「ヒューマン・インタラクティブ・マニピュレーション」,「人間運動特性のシステムインテグレーション」,「サイバネティックインタフェース」,「COE:超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」という4つのセッションです.
この4つ以外にも「人間」に関連したセッションが数多く行われており,機械やコンピュータが主役であったシステムインテグレーションの世界が,人間中心の考え方に大きく変わりつつあることが
よく分かります.

「ヒューマン・インタラクティブ・マニピュレーション」,「人間運動特性のシステムインテグレーション」のふたつは本研究室の生体グループ,「サイバネティックインタフェース」は筋電グループ,学習グループが深く関係しているセッションですが,いずれも一時は立ち見がでるくらい盛況でした.
特に,「サイバネティックインタフェース」は本研究室の研究発表6件から構成したセッションで,実質,生体システム論研究室の研究紹介的な内容です.今年は,M2の有田君,下森君,濱本君,M1の斎藤君,B4の杉山君,村上さんが発表してくれました.
この試みは,本研究室で行っている生体信号インタフェースが,どの程度,学会で注目されているのかを探るために企画したもので,今年で3年目になります.
過去2年とも多くの方々にご参加いただき,好評を得ることができましたが,
今年も過去2年に勝るとも劣らない盛況ぶりで,定員40名くらいの部屋が満員になりました.
12室のパラレルセッションが行われていたことを考えると,大成功だったと思います.
「このセッションを聴講するために学会に参加しました」と言ってくださる方や「来年も期待しています」と激励してくださる方もおられ,非常にうれしかったです.
会場係の筑波大学の学生さん(韓国からの留学生の方)にも,「すごくおもしろかったです」という感想をいただきました.
どの程度,聴講してくださる方がおられるのか少し不安だったのですが,結果的には非常によかったです.

ただ,研究内容の面ではこれからまだまだやらなければならない課題も多く,実際,多くの質問やコメントが寄せられました.
それだけ活発な議論ができてよかったのですが,いずれも的を得た指摘が多く,いくつか問題点も浮き彫りになったと思います.
いずれの研究テーマも,いま以上に各テーマのオリジナリティと優位性,データの信頼性と一般性を明確にし,さらに圧倒的な説得力を有する研究結果を用意して,来年も発表できるように研究を進めていきたいですね.
この学会で大きな刺激をもらえて本当によかったと思います.

そして,今日の全体ゼミが2004年最後の全体ゼミになりました.
今年もいろんなことがありましたが,みなさん,本当によくがんばったと思います.
時間があるときに,研究室ホームページの「研究業績」のページで今年の研究業績を
確認してみてください.
いかに多くの成果が上がっているか,よく分かると思います.
これは研究室内のみなさん,そして研究室外の共同研究者の方々のおかげと深く感謝
しています.
2005年も引き続き,魅力的で実り多い研究を目指して,積極的に活動していきたいと
思います.
来年もどうぞよろしくお願いします.

第17回 1月に4年生の卒論中間発表会を行います.

2004.12.15

4年生のみなさんにとっては,おそらくはじめての正式な研究発表になると思います.
中間発表会の目的は,予稿やスライド作成,発表態度や話し方などの基本的なテクニックを学ぶことだけでなく,それまでの自分の研究を客観的に再チェックし,研究の目的,ストーリ,オリジナリティ,特徴,セールスポイント,今後の課題などを,世界の先行研究と比較しながら明確にすることにあります.
いずれも普段から考えていることですが,いざ文章やスライドで簡潔に説明しようとすると,
意外に難しく,また見落としていることが多いのにも気づくと思います.

また,言いたいことがきちんと客観的かつ一般的に述べられているか,きちんとデータに裏付けられてているかという点も重要です.
特に,実験やシミュレーション結果は,データをしっかりそろえたつもりでも,いざ論文を書いてみると説得力に欠けている場合があります.
論文を書きながら足らないデータをまとめていくというプロセスは,論文の完成度を上げる意味で非常に重要です.

いずれにしても,これまで進めてきた研究成果をまとめて発表できるだけでなく,研究内容を客観的に見直すいい機会になると思います.
また中間発表までにできるだけ完成度あげておけば,卒論を一気に進めることができ,
よりレベルの高い卒論がまとめられると思います.

ただ,中間発表の準備を進めていくうえで,心にとめておいて欲しいことがあります.
第一は,指導を担当している先生や大学院生からさまざまな修正ややり直しを要求されるであろうという点です.
自分が時間をかけて一生懸命に準備したものが却下されるのは,たしかにつらいですね.
けれども,
研究を進めていく上でどうしても必要なこともあるのです.
やはり,先生や先輩たちのほうが知識も豊富でしょうし,いろんな経験もつんでいると思います.
修正ややり直しを要求されるのはそれが必要と判断されたからで,なにかが足らないからだと思います.
そして,その足らないことを学び,自分の力にしていくことができれば,次に論文を書いたり,研究発表をしたりするときには,よりレベルの高いことができるでしょう.
修正してくれる人たちが,それだけの時間とエネルギーを費やしてくれているんだということを忘れないようにしたいですね.

第二は,発表用スライドや原稿,プログラム,実験装置など,過去の研究資料の利用の仕方です.
研究テーマによっては,今年新しくスタートしたものや何年も前から継続しているものがあります.
新しくスタートしたテーマはゼロからのスタートですから,すべて自分の力で作成せねばなりません.
これはたいへんですね.
でも,それだけ力はついていくと思います.
費やされる時間は決して無駄にはなりま
せん.
できるだけレベルの高いものを目指してがんばってください!
一方,自分のテーマに関する研究資料がそろっている人も,それに甘えず,できるだけ自分の力でやりとげるように心がけましょう.
けれども,もし利用できる
ものが
すでにあるなら,それを作成してくれた先輩に感謝しつつ利用させてもらってもいいと思います.
その代わり,その内容を完全に自分の力にしておいてください.
そして高いレベルからスタートできた分,より高いレベルのものを目指してください.
そして,より高いレベルのものを未来の後輩たちに残してあげてください.
ちなみに,今日,システムインテグレーションシンポジウムの発表練習をしてくれた人たちは,
新テーマに取り組んでいる人も,継続したテーマを担当してくれている人も,全員,非常に高いレベルに到達していたと思います.

研究室では,メンバーそれぞれが一人で研究しているわけでは決してありません.
メンバー全員で助け合って研究を進めているのです.
院生のみなさんも,みんな自分の仕事が忙しいにもかかわらず,4年生の人たちのサポートを
してくれています.
もちろん,困ったことがあれば遠慮なく,先生たちに相談してください.
みんな,全力でサポートしてくれると思いますよ.

第16回 博士課程後期への進学 ?博士号取得への道?

2004.12.08

先日,たまたま研究室外のある方から博士課程後期進学の相談を受けましたので,今日は博士学位の話をしたいと思います.

現在,博士課程後期3年次に在籍しているBu君と武田君の博士号の審査が始まっています.
複雑システム工学専攻では,11月,または12月の初旬から,学位の実質的な審査を開始します.
一般的な基準は,学術雑誌等への掲載論文3編(掲載決定を含む)+国際会議発表論文3編程度です.
事情によって,若干,変動することもありますが,このレベルをクリアすればほぼ確実に学位審査を始めることができます.
次のステップは,12月中旬から下旬に行われる「予備審査」です.
主査,副査,および専攻の教員が参加し,審査会が行われます.
内容は,自分の研究をまとめた学位論文の内容に関する研究発表+質疑応答です.
この予備審査に合格すると,本審査がはじまり,公聴会,研究科教授会での審議を経て,3月末の学位記授与式にて博士(工学)の学位が授与されます.

学術雑誌等への掲載論文3編というのがかなり高いハードルになりますが,卒業論文や修士論文の内容も
学会に投稿可能ですので,B4やM1の間から研究テーマを決めて取り組めば十分可能なレベルでしょう.
また国際会議発表論文3編については,財政的な援助が受けられないとかなりのコストを要しますが,国内で開催される国際会議を狙えばほとんどの場合,研究室の研究費から旅費を支給することができます.
英会話能力さえ,身に着けていれば比較的,容易に達成できると思います.

もし,将来の仕事として研究職を希望するのであれば,博士号の取得を考えてみるといいと思います.
将来,大学や高専,公立の研究所等での研究者を目指す場合は,博士学位取得が必須条件になりつつあります.
また例外はありますが,修士修了の人が企業の研究所に配属されるケースは年々,少なくなってきています.
博士修了であれば,希望する研究所で面接をする場合が多いので,入社前に配属される研究所を自分で選択することができる可能性が高いと思います.
すでに企業に勤務されている人が博士号取得を目指すケースも増えてきています.
その場合は,社会人特別選抜というシステムがありますが,働きながら学位取得を目指すのは一般的にはなかなかたいへんなことですね.

もちろん,博士号を取得できたからといって,それだけで将来が保障されるわけではありません.
研究を通じて獲得した自分自身の能力,スキル,経験などをフルに活用して,自分自
身で将来の道を切り開いていくことになります.
もちろんどのような道に進んでも同じことが言えると思いますが,かなりたいへんなことも経験するでしょう.
また,条件の良い研究職につきたければ,当然,博士号取得基準(学術雑誌等への掲載論文3編(掲載決定を含む)+国際会議発表論文3編)を超える研究業績が望ましいです.
どんな仕事でも同じかもしれませんが,いろんな意味で常に他人と比較され,時間と戦うことが要求されます.
ただ,自分が行った研究の結果,論文がacceptされたり,世の中の役に立つような成果が挙がったりしたときの,喜びややりがい,達成感は,ほかに比較するものがないほど大きいです.

結局,自分自身の価値観(どのようなことにやりがいを感じ,どのような仕事が好きかということ)が重要だと思います.
私自身もそうですが,決められた仕事をこなすだけでなく,常に自分自身で新しい研究を進めていくことができるのに,大きな魅力を感じる人もいるでしょう.
そういう人は研究者を目指すのがいいと思います.

広島大学だけでなく,他大学でも博士課程後期進学率は高まりつつあり,日本もいずれアメリカのように一人前の研究者としてふるまうには「Dr.」という称号が必要不可欠になると予想されます.
いいか悪いかの議論は別にして,大学院部局化以来,時代がそういう方向に向かっていることはたしかでしょう.

日本学術振興会の特別研究員や21世紀COEのリサーチ・アシスタントなどに採用されれば,給料をもらって研究することも可能です.
研究が好きで,将来,自分の力で新しい研究がしてみたい人は,博士課程後期進学のことを考えてみるのもいいと思います.

第15回 先週は大きなイベントが2件あり,充実した1週間でした.

2004.11.30

まず,11月25日(木)に広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)において,広島大学リエゾンフェア2004in福山が開催され,本研究室からバイオポインタ,アミューズメント・バリアフリー・インタフェースなどの筋電インタフェース関係を,また向谷先生の研究室からニューラルネットによる学習制御技術を出展しました.
地域の企業・研究機関・団体などから約400名の来場者があり,来場者には筋電グループ,ソフトコンピューティンググループの人たちが対応してくれました.
実際のシステムを持ち込んでのデモを行ったこともあり,たいへん好評だったようです.
対応してくれたみなさん,ごくろうさまでした.当日の様子はこちらから

次に,11月27日(土)に広島市立大学において,第37回日本人間工学会中国・四国支部大会を開催しました.
当日は非常に多くの方々がご参加くださいました.
研究発表は30件で,本研究室からも柴先生,田中先生はじめ,共同研究者の大賀さん,Drの武田君,Bu君,坂根君,M2の阿部君,下森君が研究発表をおこないました.
また,研究室のOBである大塚先生,羽田君(豊田中央研究所)や福田先生も遠路はるばるかけつけてくれました.
さらに,共同研究者である梅津君(筑波大学),追坂電子機器の追坂社長と吉野さん,マクロデータの三戸田社長,マツダ株式会社,デルタ工業,デルタツーリングの方々,それから昔からの友人である他大学の先生方も多数,ご参加くださいました.
特に柴先生,田中先生,大会長をお願いした村田先生(広島市立大)には,大会準備から当日のことまでたいへんお世話になりました.
また研究室の輝平先生,今永さん,そして学生の人たちも,
非常に快く協力してくださり,本当に助かりましたし,植野さん,鍋島さんには,無償ですばらしい歌と演奏を披露していただきました.
植野洋美さん作曲の「日本人間工学会中国・四国支部の歌」には感動しましたね!

今回の支部大会の大成功は,以上の方々をはじめ,ここに名前をあげることができなかった多くの人々のご協力のおかげです.
ただただ,感謝しています.
ありがとうございました!
学会の詳細については,また機会がありましたら,別の機会に報告します.
来年度は,第38回大会を湯田温泉で有名な山口市で開催する予定です.
みなさま,どうぞ来年度もよろしくお願いいたします.

第14回 M2の皆さん,中間発表会,おつかれさまでした.

2004.11.24

発表は全体ゼミでの練習のときに比べて格段によくなっていましたし,質疑に対する対応もおおむねよかったと思います.
今年は,特に金子先生,石井先生のおかげで,非常に中身のあるディスカッションができてよかったです.
みんなも一生懸命準備した甲斐があったと思います.
各自,いろいろ参考になるコメントや質問をいただいたので,単なる質問と考えるのではなく,今後の研究の展開を考えるとき,また次の発表会の準備をするときにできるだけ考慮するように
してください.

はっきりいえることは,全員,非常におもしろく,かつレベルの高い研究をしているということです.
修論だけでなく,学会に論文として投稿できるようなレベルを目指して,さらに研究
を進めましょう.
みんな,きっといい論文がまとめられると思います.

修論提出まで,あと3ヶ月あまり.もう一段,高いレベルを目標にがんばってください!

第13回 11月5日(金),6日(土)に松山市で開催された第18回 日本エム・イー学会秋季大会で,D2の坂根君,B4の島君が研究発表を行いました.

2004.11.16

以下は,二人の発表に対する柴先生のコメントです.

「島君は,オーガナイズドセッションに参加し,とても4年生とは思えない立派な発表をしてくれました.
わかりやすさと面白さでは同セッションで一番だったのではないでしょうか.
専門家(ライフサポート学会で理事の方)たちの質問に対しても,全く怯まず質疑応答を交わしており,セッションを盛り上げるのに一役かっていました.
また,坂根君はポスターセッションでしたが,メーカや大学の研究者が多く集まっており,今までにない深い議論を交わすことができたようです.
大変有用な学会であったという感想をもらっています.
人が集まるというのは,多くの人に興味をもってもらっているという証拠で,大変良いことだと思います.
さらに,見学に行った4年生も,ポスターセッションでは積極的に質問をして
いたことは大変良かったと思います.
また,大学に帰ってきてからもきちんとレポートをまとめたようで感心しました.
多くの先生と情報交換,名刺交換していた人もいたようで,今後研究を行っていく上で大変よい経験になったのではないでしょうか.」

今週末は修士論文中間発表会です.
学会も修論・卒論発表会もなんとなく試験のようなイメージがありますが,本当の目的はこれまでの研究成果を発表し,研究室外部のさまざまな専門分野のエキスパートの人たちと意見交換することにあります.
研究室の中だけで研究していると,どうしても固定観念にとらわれたり,それまでの考え方,方法論に知らず知らずのうちに固執してしまったりして,なかなか新しい発想が難しくなりま
す.
その意味で,
発表会は絶好のチャンスだと思います.
もちろん,有益な意見を得るためには,当然,研究内容を相手にきちんと理解していただく必要があります.
そのためには,自分の研究の特徴,利点,オリジナリティなどを専門外の方にもわかるような形で,的確に説明する必要があります.
質疑応答も,研究のディスカッションをすると思えば,なんだか楽しみになりますよね.

M2のみなさん,素晴らしい発表を期待しています.

第12回 2004年11月27日(土),広島市立大学において日本人間工学会中国・四国支部大会を 開催します.

2004.11.02

第37回日本人間工学会中国・四国支部大会のホームページはこちらです.

今年は第37回大会で,大会長は広島市立大学の村田厚生先生です.
大会では計31件の研究発表のほか,支部総会,特別講演,懇親会を予定しています.
特別講演は近畿大学理工学部 久米 靖文先生で,生産システムにおける人間の役割についてのお話をお伺いする予定です.

今回の大会は本研究室で学会支部をお引き受けしてから,はじめての支部大会になります.
そこで,村田先生,支部幹事・理事の柴建次先生,田中良幸先生と相談しながら,以下の3つの特徴にもとづいた大会コンセプトを考えました.

1.若手研究者による支部活動の活性化
中国・四国支部の活動をさらに活性化するため,若手研究者主体の支部大会を企画しました.
研究発表には,大学や企業において研究開発の第一線で活躍されている多くの若手研究者のみなさんに投稿していただきました.
本研究室の共同研究者やOB,学生のみなさんにも研究発表していただく予定です.
また発表者だけでなく,座長の方々もできるだけ若手の先生方にお引き受けいただきました.
活気溢れる研究発表会になるものと期待しています.

2.中国・四国支部で特徴的なトピックスを特集
本支部の独自性をアピールするため,自動車人間工学,生体生理工学関係のセッションをいくつか用意しました.
各分野の最先端の研究発表が聞けると思います.

3.より魅力的な支部大会にするための新企画
今回の大会ではいくつかの新しい企画を用意しています.
まず展示会として,3つの企業に大学や公的な研究機関との共同研究をベースに開発された製品を展示していただきます.
懇親会では,鍋島 佳緒里さん,植野 洋美さんという
お二人の一流の音楽家に,歌とピアノによるミニコンサートをお願いしました.
また,大会に先立って発行する講演予稿集の表紙デザインは,本研究室の共同研究者でもある筑波大学の梅津 大輔さんにお願いしました.
素晴らしい講演予稿集ができあがると思います.
ご期待ください.

現在,研究室では柴先生,田中先生を中心に大会の準備に取り組んでいます.
きっと楽しく,かつ有意義な大会になると思います.
みなさん,ぜひご参加ください.お待ちしています!

第11回 先日,M1の山下君が中国でのインターンシップを終えて無事,帰国しました.

2004.10.26

その貴重な体験をほかの人にも伝えられれば参考になるのではということで,
山下君がインターンシップ体験談をまとめてくれました.
以下はその内容の一部です.

中国の企業で働くことにより,日本で自分のしている事の意味を考えるようになりました.
私は今まで,社会を意識せず勉強していました.
普段の勉強が社会に出たときにどのように役に立つのか考えながら勉強すれば,社会に出るときに違うのではないかと思います.
しかし,二週間の経験を経ても明らかに私には社会経験,海外経験が足りないと感じました.
自由に海外に出て色々な体験をするのは大学生のうちしかできないと考えています.
そのことが大学生のメリットでもあると思います.
皆さん,機会があれば海外に出てみるのをお勧めします.
時間が無い,お金が無いという言い訳は止めましょう.
時間とお金は努力次第で作ることができます.
私も是非また
海外に行きたいと思っています.

いずれ,研究室のホームページに全文をアップしようと思いますので,特に学生のみなさんはぜひお読んでみてください.
非常に参考になると思います.
ちなみに,研究室のゼミ室には日経新聞に掲載された「働くということ」という連載記事をまとめて置いています.

(B4の青いクリアーファイルです.)
コーヒーブレイクの時にでも,一度,目を通してみてください.

第10回 先週は展示会や学会があり,充実した1週間でした.

2004.10.19

まず,10月12日(火)には広島大学リエゾンフェア2004 in 東京(東京都立産業貿易センター)に参加しました.
研究室からは,M1の荻野君が筋電で操作可能な新しいポインティング・デバイス「バイオポインタ」を,B4の島君がFPGAを用いた新しい筋電操作型ゲームインタフェースを発表してくれました.
21世紀COE「ハイパーヒューマン」を代表した展示ブースだったこともあり,主に企業の方に熱心に見学していただきました.
中には,「ぜひ共同で研究したい」と言ってくださる方もおられました.
荻野君,島君とも,見事な対応でした.
かなり長時間にわたる展示,実演でしたが,パーフェクトだったと思います.
見学者の方々からも,いくつか有益な意見をいただき,たいへん参考になりました.

10月13日(火),14日(水),15日(木)は国際福祉機器展(東京ビッグサイト)に参加しました.
追坂電子機器,マクロデータとともに,バイオリモートの展示を行いました.
こちらには,M2の下森君,M1の船曳君,B4の江口君,杉山君,村上 樹里さん,村上 洋介君,それから荻野君,島君もリエゾンフェアに引き続き参加してくれま
した.
追坂電子機器の吉野さん,マクロデータの三戸田さんとも協力しながら,非常に多くの見学者に対応してくれました.
見学者の反応はたいへんよく,早く商品化して欲しいなどの意見や要望を数多くいただきました.
今回,製作したバイオリモート・Tシャツも良かったですね!

いずれの展示会も,学生の人たち主導で,展示ブースのデザイン,機材の発送や前日のセッティング,デモ時の説明,実演,終了後の撤収などすべての作業を行ってくれました.
大変な作業だったと思います.
みなさん,本当にごくろうさまでした.

それから,10月15日(土)には,山口大学工学部(宇部)で開催された平成16年度電気情報関連学会中国支部連合大会において,M2の平野君,B4の糠谷君が研究発表を行いました.
平野君は,ゾウリムシモデルの新バージョンをさまざまな工夫を盛り込んで発表してくれました.
走化性論文の完成も間近だと思います.
糠谷君もはじめての
学会発表にもかかわらず,完璧な発表を聞かせてくれました.
座長の米沢先生(広島
工業大学)も4年生と知って驚いておられました.
卒論完成に向けてこれからもがんばってください!

秋から冬にかけて,さまざまなイベントが続きます.
みなさん,体調には気をつけながら,がんばってください!

第9回 今週は学会の予稿提出の締め切りがあり,約10名の人たちが論文作成に取り組んでいます.

2004.10.05

予稿作成は,自分の研究を客観的に評価してみるいい機会になると思います.
優れた予稿を仕上げるためには,その研究のoriginalityとadvantageが明確に示されていなければなりませんし,目的,方法,結果,考察のすべてがそろっている必要があります.
もちろん,ページ数の
制限があるので,ポイントが明確になっていないといい論文を書くことはできませんし,そのポイントをできるだけわかりやすく説明することも大切です.
その意味で,予稿を作成しているうちに,現時点で自分の研究になにが足りないのか,次にやるべきことはなにか,さらに言えば自分にどのような能力が足りないのかとい
うことも見えてくるはずです.
そして,それらが次のステップへの足がかりになるはずです.

論文作成が簡単な仕事でないことはたしかです.
特に,論文を書いた経験が少ない人にとっては,非常にたいへんで,時間がかかる作業だと思います.
何度も論文を書いている人間にとっても,いい論文を書くのは難易度の高い作業です.
実際に論文を書いている人は,何度も書き直しや修正を求められてたいへんだ思いますが,いい論文を書くための,そしていい論文を書く力を身につけるためのプロセスだと考えてください.
なぜ修正を求められているのかをよく考え,自分で納得してから修正するようにしてください.
たとえ教官や先輩に修正されてもそれを鵜呑みにせず,十分考えてから修正するようにしてください.
最終的に文章を決定するのは自分自身です.
このようなプロセスを何度か
繰り返せば,自然といい論文が書けるようになると思います.

それから,指導をしてくれている院生の人たちもたいへんだと思いますが,よろしく
お願いします.
おそらく自分で書いた論文より他人の論文を読んだほうが問題点がよくわかると思います.
他人の論文を適切に修正できるようになれば,自分の論文は当然,良く書けるように
なるはずです.
自分がせっかく修正したところが,最終的には反映されないということもあるかもしれませんが,
気にすることはありません.
問題点を指摘してくれるからこそ,論文はよくなってい
くのです.

みなさん,いい論文をできるだけたくさん読むよう心がけてください.
いい論文をたくさん読んだ人はいい論文を書けるようになると思います.
逆に論文を読んだことがなければ,書くことなど到底不可能でしょう.
研究室ではたくさんの論文誌を購入しています.時間があるときに,ぜひ読んでみてください.

今週末が投稿締め切りです.
体調に気をつけながら,論文完成に向けてもう一息,がんばってください!

第8回 今週はうれしいニュースがありました.

2004.09.27

広島県産業科学技術研究所((財)ひろしま産業振興機構)が募集していた産学官共同研究プロジェクト探索研究に,本研究室を中心とするコンソーシアムで
応募した研究テーマ
「超識別機能を有する血管状態モニタリングシステムの開発」
が採択されました!!

これはMEグループの坂根君,坪田君,寺尾君が,柴先生,大学院医歯薬学総合研究科の河本先生,佐伯先生とともに中心になって取り組んでくれている研究テーマで,
生体内(in vivo)にある血管のかたさ/やわらかさを触れずに測ろうというものです.
時々刻々と変化する血管状態をbeat-to-beatで推定することができるため,
長時間にわたる外科手術などに応用できる可能性があります.

今回の探索研究の研究期間は平成16年10月〜平成17年12月ですが,すぐれた研究成果
をあげることができれば,探索研究終了後に本格的なプロジェクトを立ちあげることが可能です.
ぜひそうなるよう,がんばりたいと思います.
みなさま,ご協力よろしくお願いします.

第7回 いよいよ平成16年度後期全体ゼミが始まりました.

2004.09.21

D3,M2,B4のみなさんは長かった学生生活の総決算ですね.
修了,卒業にふさわしい,素晴らしい内容の研究を仕上げてくれると信じています.

がんばってください!
D1,D2,M1のみなさんもそれぞれの研究計画に沿って,しっかり研究を進めてください.

後輩の指導もよろしくお願いします.

秋から冬にかけては,各種学会をはじめ,中間発表会や展示会など,さまざまなイベ
ントが目白押しです.
すべてのイベントが成功するよう,発表者だけでなく,研究室みんなでがんばりましょう.
忙しいときほど,みんなで団結し,互いに助け合っていくことが大切と思います.
各自が他のすべてのメンバーをいたわりながら,チームワークで乗り切ってください!!

スポーツの秋,読書の秋,食欲の秋,そして研究の秋!!
みなさん,充実した時間をお過ごしください!

第6回 4年生のみなさん,卒研中間発表,ごくろうさまでした!!!

2004.07.27

「発表のあまりの素晴らしさに驚かされた」というのが,私の正直な感想です.
「4年生にとっては初めての発表会」ということも忘れてしまうほどでした.

自分が行っている研究をほかの人に伝えることは,簡単なことではありません.
もちろん,研究内容に伝えるだけの価値が必要だろうし,発表項目の決定と
その効果的な構成・ストーリー作り,スライドやビデオの作成,話し言葉の適切な選択,発声や身体の向き・身振りなどの発表態度,さまざまな質問に対して瞬時に反応しなければ
ならない質疑応答などがすべてそろってはじめて「良いプレゼンテーション」と言えると思います.
これは,かなりの考察力と労力と経験を必要とする作業ですが,私は「すぐれた研究者は
すぐれた発表者であるべき」と考えています.
適切で効果的な発表をするのに必要な能力は,
研究を進めていくのに必要な能力とかなりの部分,共通すると考えています.

今回の4年生のみなさんの発表は,上述したすべての項目において,十分,高いレベルに
到達していたと思います.
一人一人に対するコメントは省略しますが,全員,素晴ら
しい発表
だったと思います.
もちろん,「もっとこうすればよかった」とか,「もっとこうい
う風にいいたかったのに」
とかいろいろ心残りもあると思いますが,それもまた大切なことです.

次回の発表で,改善して行けばよいのです.
もっともっと,良くなると思います.

ひとつだけ,アドバイスをするとすれば,みんな,できるだけ自分の研究のゴールを意識してくれると
よいと思います.
「夢」に近いものでもかまいません.
普段から自分の理想としてのゴールを考えるようにし,そのゴール,夢を実現するための具体的な方策を考えてみてください.
考え続ければ,きっといろんなアイデアや構想が浮かぶと思います.
そして,それこそが研究の原動力
となるのだと思います.

担当院生のみなさん,本当におつかれさまでした!
各グループともすばらしい指導力を発揮してくれたと思います.
4年生に限らず指導してもらう立場のみなさんは,先輩達が費やしてくれた時間と労力を決して忘れず,また無駄にしないようにこころがけましょう.
もちろん,今後も先輩達がサポートしてくれると思います.
しかし,それに甘えることなく,できるだけ自分の力で研究が進められるように心がけてください.
もちろん,どうしても必要なときは先輩達の力を借りればよいと思います.
でも,そ
の場合も相手の状況をよく考え,相手に過度な負担がかからないよう,配慮する必要はあると思います.
本日の評価: 4年生だけでなくサポートしてくれた院生諸君も含めて,全員,
excellent!!!
各グループとも,ほんとうに素晴らしいチームワークだったと思います.

第5回 先週の金曜日の多目的パーティは,なかなか楽しかったですね.

2004.07.20

会場もよく,なにより安さが最高でした.

幹事の阿部君,佐々木君,下森君,ごくろうさまでした.

さて,私は今年度も昨年度に続いて,第二類の就職担当だったんですが,大部分の就職希望者の内々定も決まり,就職担当の仕事もようやく一段落です.
以下はそのまとめとして,現在,作成中の文章の一部です.

学生諸君の中にはいろんな人がいました.2月に行った第1回ガイダンスのころから,すでに就職や自分の将来に関してしっかりとした考えを持ち,その考えを論理的かつ明確に人に伝えることができる人もいれば,5月に入っても就職活動の準備があまりできておらず,履歴書や調査書さえしっかり書けないような人もいます.
一般的に言って,後者のタイプの人は面接試験で失敗する率が高いと思います.最近の就職試験では,面接を重視する傾向が非常に強いです.学校推薦の場合はさらにその傾向が強くなります.
ここでは,面接試験で私が重要と考えている事項を以下に列挙しておきます.

  • 具体的かつ簡潔,明快に答えること:
    あいまいで一般的な表現ではなく,できるだけ具体的に答える.ただし,冗長な答えは避ける. 結論を早めに簡潔かつ明 快に示し,あとで説明を加えるほうがよい.
  • 自分にしか言えないような答えを心がけること:
    だれでも言えるような答えではおもしろくない.
    オリジナリティに溢れる答えを質問者に提示する.
  • 論理的に答えること:
    いくら面白い答えでも説得力がなければ,意味がない.
    相手を納得させるだけの論理性と説得力が必要.
  • 自信を持ってアピールすること:
    自分の能力や考えを積極的にアピールし,自分に自信があることを示す.
    謙遜しても意味がない.話さない限り,評価は不可能.
    黙っていては伝わらない.
  • 意欲を持って答えること:
    何事にも積極的で,元気があり,バイタリティに富む人間であることを示す.

答えの具体的な内容については,人や質問によってさまざまだと思います.
もちろん,答えの内容も重要です.
しかし,その答えにどのような思いを込め,それをどのよう に相手に伝えるかも非常に重要だと思います.
そのためには,就職活動のためではなく,普段から魅力的な答えができる人間,さらに言えば魅力的な人間になることを意識して生活す
ることが大切と思います.

来年度に就職活動を予定されているみなさん,いかがでしょうか?
あなたは,瞬時に魅力的な答えを返す自信がありますか?
もちろん,就職活動だけでなく,なにごとにも通じることじゃないかなと思いますね.

 

第4回 来年度の愛知万博に向けたNEDO次世代ロボットプロジェクトが,いよいよ本格始動間近です.

2004.07.12

正式契約も直前に迫り,来週金曜(7/23)には本研究室御用達?のデザイナー梅津氏 が,はるばるつくばから来学してくれます.
7/28のBR研究会までには,ロボットデザインのおお よその目処をつけたいと考えています.
本プロジェクトの正式名称は,平成16年度,平成17年度次世代ロボット実用化プロジェクトプロトタイプ開発支援事業「超学習機能を有するバリアフリーロボットインタフェースシステムの研究開発」
で,研究実施期間は平成16年5月25日 〜平成18年3月20日です.
契約の都合上,正式には広島大学単独の事業となってしまいましたが,実質的には,産総研,マクロデータ,追坂電子機器との共同事業です.
万博では,平成17年6月7日〜20日のロボット・ウィークで展示を行う予定です.

一部の人たちにはすでに話しましたが,いい機会なのでこの通称「万博プロジェクト」に対する私の考え方を簡単に述べておきます.
私は愛知万博賛成派ではありません.
むしろ,反対派です.
この時代に,万博が必要なのか,ロボット展示であれば別の展示会がたくさんあるのにと思います.
たしかに,昔の大阪万博は魅力的で,会場には「未来の世界」が具体的に提示されていたけれど,現在の世界で未来を提示することに果たしてどのような意味があるのか,そもそも未来を提示することなど不可能ではないのかと思います.
ましてや,愛知万博は自然破壊,環境破壊で問題になったことがあり,そに意味でもあまり乗り気はしません.

しかしながら,今回のコンペが日本のトップレベルのロボット研究室を選ぶというよ うな構図になっていたので,このコンペには勝ち残る必要がありました.
結果的に,同一専攻から2つの研究室(生体+ロボ)が選ばれたのは画期的なことで,他大学でもほとんど例はないと思います.
そして,選ばれたからには全力を尽くすのは当たり前のことで,万博会場ではぜひ良いデモンストレーションを披露したいと思っています.
筋電グループメンバーをはじめ本プロジェクト関係者の皆様,ぜひよろしくお願いします!!

第3回 先週の金曜日に,本研究室の教養ゼミを受講中の1年生6名がプロジェクタを使った発表をしてくれました.

2004.07.05

6名とも人間の身体の機能とそれに対応する科学技術との関連性につ
いての発表でしたが,なかなか立派な発表で,緊張することもなく,ほぼ予定通りの発表時 間内にうまくまとめていて,たいへん感心させられました.
大きな声で,聴衆の方を向いて話してくれていたのもよかったです.
また,中に3,4名,特に優秀そうな学生がおり,難しい質問に対してもうまく答えていましたね.
3年後が楽しみです!

柴先生,田中先生をはじめ,TAとして指導を担当してくれた皆さん,本当にごくろう
さまでした.
あれだけの発表をしてくれると,やりがいもありますね.1年生にとっても,大いに勉強になったものと思います.
また,近いうちに教養ゼミの打ち上げパーティーを行いたいと思いますので,みなさん,ぜひ参加してあげてください.

研究室内のみなさんもゼミや学会で発表するときは,1年生に負けないような良い発表 をお願いします!!

第2回 4年生の卒研中間発表会の日程を最終決定しました.

2004.06.28

予定通り,7月最終週の26日(月),27日(火)のいずれも9:30-12:30です.
発表会まであとちょうど1ヶ月.
4年生のみなさんはしばらくたいへんだとおもいますが,レベルの高い,良い発表ができるようがんばってください!
院生のみなさんはできるだけ4年生をサポートしてあげてください.
お願いします.

発表では緊張してしまったり,うまく話せなかったりということもあるかもしれません.
だれでも最初は緊張して,うまく話せなくて当然です.
でも,そのような経験を繰り返すことにより,人は成長していくのだと思います.
失敗を恐れず,できるだけいろんなことにチャレンジしてください.
皆さんの成長に期待しています!

第1回 先週は大きな出来事が4件もあり,忙しい1週間でした.

2004.06.23

一つ目は,6/14,15の2日間,ハワイ大学の内藤豊先生を西条にお迎えし,ゾウリムシに関するディスカッションをしていただいたことです.
内藤先生はゾウリムシ研究の世界的権威で,現在,73歳にして,なお現役で研究を続けておられます.
メール等を通じて以前からご指導いただいていましたが,今回,一時帰国の際に西条まで足を運んでいだだきました.
平野君を中心にA-lifeグループの皆さんがかなり以前から準備を進めてくれたおかげで,万全の体制でお迎えすることができました.
内藤先生には,ゾウリムシモデルに関する多くのご指摘,lecture, suggestionをいた だくとともに,研究に対する態度,さまざまなものの考え方など多くのことを教えていただ きました.
デモ等で対応してくれた他グループの人達も含め,関係者のみなさん,本当にごくろうさまでした.

二つ目は,イタリア・ジェノバ大学で行われたThe 2nd International Symposium on Measurement, Analysis and Modeling of Human Functions (ISHF)で,田中先生,武田君,坂根君が3件の研究発表を行ったことです.
(OBの羽田君(豊田中研)も参加・発表しました.)
General chairのPietro Morasso教授は辻のイタリア時代のbossで,西条にも,一度, お招きし講演をしていただいたことがあります.モラッソ先生から,「非常に興味深い発表だった」というメールをいただきました.
参加した3人にはいい経験になったと思います.おつかれさまでした.

三つ目は,6/19,20と名古屋で開催された日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会で,武田君,鈴木さん,平野君,荻野君が4件の研究発表を行ったことです.
(産総研の福田君も発表しました.)
いずれも多くの人たちに研究成果を聴いていただき,共同研究の打診など,さまざまな問い合わせをいただきました.
4人とも日本全国の若いロボット研究者たちから多くの刺激をもら えたのではと思います.ごくろうさまでした.
(しかし,名古屋は暑かったですね.)
個人的には,多くの古い友人や研究室のOBの人たちにも再会でき,楽しいときを過ごすことができました.

四つ目は,辻が日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門学術業績賞をいただいたことです.
受賞理由は,「人間の機械インピーダンス特性の解明とロボット制御への応用に関す る新研究分野の開拓,および同分野の発展に貢献」というもので,生体グループと学習グループのロボット制御関係の一連の仕事が受賞対象です.いずれにしても,研究室のみなさん,特に田中先生をはじめとする生体グループ&学習グループに関わってきてくれたすべての卒業生・学生の人たちのおかげです!感謝します!

以上,いずれもたいへんうれしい内容でした.
これからも良いニュースが続くよう, みんなでがんばっていければと思います.