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第37回 プロトタイプロボット展,終了しました.

2005.06.28

http://www.bsys.hiroshima-u.ac.jp/expo/index.html

一般公開は6月9日(木)~6月19日(日)でしたが,セッティングと撤収までを含めると約 2週間という長期間の出展でした.

セッティングからリハーサルまでは,柴先生はじめ現場スタッフの努力のおかげでなんとか順調に進みましたが,一般公開が始まった9日以降,多くのトラブルに見舞われました.
展示を行うステージを他のチームとシェアしていたため,デモのたびに機材の準備や片付けが必要だったこと,デモ開始までの準備時間が短かった(最短で5分)こと,バックヤードとステージ間の連絡が困難だったこと(バックヤードからステージが見えない,聞こえない)に加え,一般公開開始直後でデモのコツがまだつかめていない時期に,テレビや新聞,雑誌などの取材が重なってしまい,十分なデモ準備ができなかったことなどが主な原因でした.
また,スタッフが宿泊していたホテルから万博会場までが遠く,その上,交通機関が非常に混雑していたこと,万博会場の入り口ゲートから展示会場であるモリゾー・キッコロメッセまで徒歩で30 分近くかかり,折からの暑さと寝不足で現場スタッフの疲労もピークに達していました.
特に,機材搬入からの約4日間,現場スタッフはほとんど寝ていない状態でした.

展示会でも研究でも同じですが,大なり小なり,トラブルは必ず起こります.
大切なことは,どんなトラブルにも必ず原因があることを意識し,その原因を一つ一つ根気よく解明し,再発しないよう対策を講じることです.
たとえ,人間のミスであっても,ミスを誘発する原因は必ず存在するのです.
M2の荻野君,船曳君,齋藤君を中心に,現場のすべてのスタッフがトラブルの原因を必死で考え,さまざまな対策を 実行していきました.
6月11日(土)からは,万博会場の学生スタッフのリーダー(M2の3人)がデモ報告メールを研究室に配送してくれました.
この報告メールは,デモの問題点を客観的に見直し,その原因を追求する際に非常に役に立ちましたし,万博会場と研究室との間の情報の交換と共有にも,一役買っていました.
まるで実況中継を聞いているようで,ハラハラドキドキ,臨場感があっておもしろかったですね!

みなさんの努力のおかげで,6月13日(月)から会期終了までの1週間はトラブルやミスもほとんどなくなり,十分なデモを行うことができました.
特に最後の3日間くらいは順調で,はじめての学生スタッフがデモに挑戦したり,子供にCHRISを試させたり,いろんなことを試みる余裕が生まれました.
最後の週末には,いつも研究に協力していただいている藤田和幸さんと古跡博美さんがご家族とともに会場に来てくださりました.
また,卒業生の岩原君,島崎君,藤田君,辻村君,石井君,名古屋在住の羽田君,それから,以前に研究室を訪問してくださった知り合いの方々も,会場に駆けつけてくれました.

6月19日(日)16:00には一般公開が終了し,その日のうちに機材を搬出,撤収し,翌日,研究室に機材が戻りました.
学生スタッフがただちに機材を組み立て,全装置の動作をチェックし,問題がないことを確認してくれました.

これで,約2週間にわたる万博展示が終了しました.
関係者のみなさん,本当におつかれさまでした.
研究協力者であるマクロデータの三戸田さん,追坂電子機器の吉野さんには,特にお世話になりました.
今回のプロジェクトに関わってくれた研究室の学生の人たち,M2の荻野君,船曳君, 齋藤君をはじめ,M1の江口君,島君,白石君,杉山君,村上樹里さん,村上洋介君,吉久君,B4の重藤君,高田君,体力的にも精神的にも大変だったと思いますが,本当にみんなよくやってくれたと思います.
また,CHRISデザイン面を一手に引き受けてくれた筑波大学の梅津君や”CHRIS in Living”という新曲をはじめ音楽面を担当してくださった作曲家の植野洋美さん,バイオリモート研究会メンバーの方々,多くのサポートをしてくれた研究室のみなさんをはじめ,ご協力いただいたすべての方々に心から感謝します.
どうもありがとうございました!!!

今回のプロトタイプロボット展,結果的には多くの人たちに喜んでいただくことができ,やりがいがある2週間でした.
この経験を糧に,次のステップに向けてさらに研究を進めていきましょう!!
プロトタイプロボット展で表現した未来を現実のものとするために.