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第244回 修論中間発表会2010

2010.07.27

卒論中間発表会に続いて,7月20日(火),27日(火)の2日間,平成22年度の修論中間発表会を行いました.

この時期に修論中間発表会を行う目的は,修士論文のストーリを早い段階で明確にすることにあります.
このストーリに沿って今後の課題・スケジュールを精査することにより,研究内容のさらなるレベルアップを図るとともに修士論文の早期完成を目指すことが可能となると思います.
今年度は事情により新しい研究テーマに取り組んでいる人もおり,この時期の中間発表はたいへんだったと思いますが,それぞれの日頃の努力がよく伝わってくる良い発表会だったと思います.

自己評価用のチェックリストを以下にまとめておきます.
各自,今回の中間発表について,もう一度,よく内容をチェックしておくといいでしょう.

・研究題目は魅力的で分かりやすいか,
・研究の必要性はクリアか,
・研究目的は明確で説得力があるか,
・従来研究のサーベイは十分か,
・従来研究の問題点が明確に示されており,解決すべき研究課題が明示されているか,
・研究の新規性が明確に示されているか,
・研究内容の再現性,一般性,普遍性は十分か,
・研究結果は従来研究の結果と比較して魅力的か,
・解決すべき研究課題が解決されているか,
・結論は明確か,

研究内容がある程度進んでいる人は学会発表や論文投稿の可能性を検討してみるといいでしょう.
原稿提出の締め切りや発表日等のスケジュールが研究を進めるための最適なdriving forceとなるでしょう.

夏休み期間中の時間を有意義に使い,レベルの高い修士論文を目指して引き続きがんばってください!
発表者のみなさん,ごくろうさまでした.