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第159回 今年こそ(?)-早期論文作成のすすめ- (その1)

2008.06.09

本研究室では,毎年,多くのメンバーが博士論文,修士論文,卒業論文の作成に取り組んでいます.
博士論文は言うまでもありませんが,修士論文,卒業論文についても,学会誌や学術雑誌に掲載されるレベルの内容を目指して,各自,研究を進めています.

学会誌や学術雑誌に掲載されるレベルの論文をまとめるためには,

  • 研究の狙いとオリジナリティが明確であること
  • 研究目的に対応した魅力的な研究成果が得られていること
  • 従来研究との比較や統計評価といった客観性が十分に示されていること,

などが重要です.
もちろん,十分な結果を得たり,その客観的評価を示すまでには,さまざまな工夫と長い時間が必要だと思いますが,研究の狙いとオリジナリティ,研究目的に対応した研究結果を得るために必要なプロセスについては,早め目のチェックが可能だと思います.

頭の中やスライドレベルだけで考えている研究内容,これからやろうと思っている実験計画などを,早目に論文形式でまとめてみてはいかがでしょうか.
今後の研究計画のポイントを明確にするためにも,また,今年こそ(?)修士論文,卒業論文の早期完成を達成するためにも,ぜひ早めの論文作成をおすすめします.
(以下,来週へ続く)