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第135回 平成19年度修論中間発表会が終了しました.

2007.11.13

11月10日(土)に複雑システム工学専攻の修士論文中間発表会が開催され,本研究室からはM2の11名が研究発表を行いました.

各自,よりよい発表を目指して発表直前まで準備を続けた成果がよくあらわれており,非常によかったと思います.
研究内容,発表内容,発表態度,質疑応答内容,いずれもよく工夫しており,力がついてきている様子が伝わってきました.

本研究室の研究内容は広範囲に及びますが,どのテーマもオリジナリティと魅力に溢れ,学術的にも実用的にも価値がある研究を目指しています.
基礎と応用のバランスをとりながら,生体と工学をインテグレートした新しい研究分野を開拓し,生体システム論研究を確立できればと思っています.
その意味でも,今回の11名の研究発表は,十分,高いレベルに達していたと思います.

中間発表を行った11名は発表の準備を通じて,自分の研究内容を客観的に整理する必要があったと思います.
普段は細かい作業に追われ,全体の流れやポイントを見失いがちですが,研究発表の準備を行うときには,聴く人の立場に立ってストーリを考え,強調して説明すべき点(研究のオリジナリティ,従来研究との差別化,研究の魅力など)と必ずしも詳細を説明する必要がない点(利用した従来技術や理論など)を整理し,時間配分を考えてスライドの準備をしたはずです.
発表が終わったこの時点で,いま一度,自分の研究のオリジナリティ,魅力を精査し,必ず押さえなければならないポイントがどこにあるのか,再確認しておくといいでしょう.
そして,そのポイントにさらなる磨きをかけ,より高いレベルの修論完成を目指してください.
全員,非常に魅力的なおもしろい研究をしていると思います.
その魅力やおもしろさをできるだけ強調できるといいですね.

修了まで,あと100日余りとなりました.
今年度こそ(?),修論「早期」完成を目指して,引き続きがんばってください!

おつかれさまでした!